松本FP事務所「蓄財のネタ帳」

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個人所得税制抜本改正間近

産経新聞によりますと、政府税制調査会が個人所得課税の抜本改革の概要を固めたそうです。平成18年度より、数年をかけて各種控除を見直すことになるとのこと。

ほとんどが増税につながる内容のようです。気になるものをいくつか取り上げてみたいと思います。

以下、産経新聞大塚昌吾氏の5月31日付け記事を一部引用させていただきます。

 政府税制調査会(首相の諮問機関)は、個人所得課税(所得税と個人住民税)の抜本改革の概要を固めた。平成十八年度から数年かけて退職金への課税強化や給与所得控除の縮小、配偶者控除の廃止など、減税措置が相次いで見直され、サラリーマン世帯を中心に家計を直撃する負担増は避けられない。

減税の多くは、サラリーマンと専業主婦と子供という、俗に言うモデル世帯を想定したものが多いのです。ですから、税制を正すとサラリーマンの人々の増税になるのは必然なのですね。サラリーマンの人口が多いから結局、サラリーマン向けに情報発信すると「負担直撃」という表現に、どうしてもなってしまうのでしょうね。

 抜本改革では、まず退職所得控除と給与所得控除を縮小する。退職所得控除では、老後の生活資金として優遇されてきた控除(勤続二十年まで一年につき四十万円、二十年超は同七十万円)を縮小し、控除後の金額の半分だけに課税する二分の一課税も見直す。  また、サラリーマンの必要経費として自動的に控除されている給与所得控除(年収一千万円で二百二十万円など)も縮小し、税務署で確定申告する仕組みを広げる。

退職所得控除は、表向きは長い期間を勤め上げた人に対してその労をねぎらうために税金を軽くしている、ということになっています。最近は転職する人が増え、長く勤める人が少なくなっており、そのために見直すのかな? とも思ってました。しかし、現実的には仮に3年で転職したとき、120万円も退職金が出るのは考え難く、ほとんど無税になっていると思われます。退職金を給与所得などの扱いにして、これに課税しようということなのでしょう。おそらくは一時金でなく、年金で受け取れば雑所得になるなど、抜け道は残る気がしますけど。

さらっと流れてますけれど、「税務署で確定申告する仕組みを広げる」とは、年末調整で済む人を減少させる、すなわち確定申告しなければならない人が増える、と読み取れます。

年末調整廃止の可能性については、たまに話を聞きます。でも、本当にそれをしたとき、税理士が足りない。では、自分で確定申告をしたくない(面倒だ)、という人の受け皿をだれが引き受けるのか? というビジネスチャンスの話まであったりします。

 税額計算前に控除される「所得控除」も、基礎控除と扶養控除、障害者控除を除き原則廃止する。配偶者控除は、働き方が多様化し、配偶者だけを優遇するのはおかしいとして廃止するほか、生命保険料控除なども業界に対する補助金的な性格が強いとして廃止する方向で検討する。  その一方で少子化対策の観点から、子育て支援につながる扶養控除は拡大し、子育て世帯では負担が軽減される可能性もある。

所得控除は原則廃止ですか。この文面だと、社会保険料控除も廃止になってしまいそうな気がしますが。それは現状の国民年金保険料未納を解消しようという流れに逆流を起こしそうな予感がしますが。生保募集人としては、生命保険料控除がいよいよなくなるのか、と感慨深いです。簡単に生保業界が引き下がるとは思えませんが。ただでさえ銀行窓販全面解禁を延期気味にできるほど力が強い団体のようですし。

扶養控除、障害者控除は残る。特に子育て支援向けの控除が拡大になるというのは朗報ではないでしょうか?

より具体的な税制改革の話が見えてくるのは、6月以降のようです。そして、例年通り12月ころに大綱に盛り込まれ、来年、再来年に実施されるという流れです。

どんな制度になったとしても、その制度の内容を理解し、備えるなどすれば、それほど大騒ぎする必要もないかも、という気がしています。

今後も税制改正に関しては、適宜にフォローしていくつもりでいます。

5月 31, 2005 | | コメント (0) | トラックバック (1)

3Kは何事にも重要だ

みなさん、杉村富生さんという方をご存知ですか?

4860950534個人投資家のための『株』の戦い方―買い方・売り方・休み方そして逃げ方
杉村 富生
アスカビジネスカレッジ 2004-09

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上の本はあくまで最新刊です。杉村さんはラジオ日経の「ファイナンシャルボックス」に出演されている経済&株式評論家です。そのラジオの中で、「株式投資に必要なのは3Kです」ということをおっしゃってます。

1分程度のコメントにピピピとひびいたので少々調べてみました。

3Kと聞いて、普通に思いつくのは労働条件の話です。KKならプロ野球の桑田、清原。KKKなら別な怪しい話題になりますが(^^;;;

ガテンという言葉で、多少は魅力的なイメージを作ろうとしていますが、それでも「きつい」「汚い」「危険」な職業というのは敬遠されがちです。1990年代、若者が3K労働になかなか付かないということで問題になったと記憶しています。

3K労働の定義によると、「一般的には建設・土木、ゴミ処理などの肉体労働や、警察官や看護師、介護士など勤務・労働条件の厳しい職業を指します。」 とのことです。これらは、非常に重要な仕事ばかりじゃないですか。3K労働をされている方はやっぱり大事です。

杉村さんの3Kに戻りますが、曰く、株式投資の3Kとは、

基礎(Kiso)を学ぶ
記事(Kiji)の裏を読む
人の話を聞く(Kiku)

の3つだそうです。株式投資の基本的なルール、売買の仕方など、基礎をしっかり学ぶのはもちろん重要です。そして、売買にあたり、新聞記事を参考にするでしょうが、その記事の深く、裏を読むのが大切です。最後に、人の話を聞くのもよいとのこと。「聞く」だけ動詞なのは謎ですが(^^;;; 成功している人の話を多く聞いて、納得できるものは取り入れてみればよいのではないでしょうか?

杉村富生さんという人は、株式評論家としてそこそこ名前だけは存じてました。ただ、これまで著書などには本屋でちらっとしか見たことがなく、どのような考えの持ち主か知りませんでした。でも、ラジオより本人の言葉で3Kが大切だ、という話を聞いたとき、非常に納得してしまいました。

ふと、他にも使えないのだろうか? と考えました。例えば、保険に関してです。

ほとんどそのまま使えます。保険は、基礎を学んでおかないと、どの保険に契約すればよいかわかりません。また、必要以上に保険に入ってしまう危険もあります。保険も、基礎を学ぶのは重要です。

記事の裏を読む。記事は要するにパンフレットかもしれません。そこに書かれている「1回の入院平均日数は37.9日」とか、「老後にゆとりのある生活をするためには夫婦で月間37.3万円の生活費が必要」なんていうデータは、確かに重要ですが、あくまで統計データであり、その数字を使う意味を考える必要がありそうです。

人の話を聞く。しかも、保険に関しては、複数の人の話を聞いてみる、という人はなかなかいないような気がします。実際には重要です。私には私なりの保険設計手法がありますが、他の人にもそれなりのポリシーがあります。ただ、話を聞くと契約を無理強いされるというか、そういうイメージの強い営業をされる、という話をたくさん聞くのも事実です。あまり恐れたりせず、人の話を聞いてみてもよいと思います。

そんなわけで、保険でもやっぱり3Kは当てはまります。結論としては、何事にも3Kはとっても大切だ、ということになります。

5月 26, 2005 | | コメント (0) | トラックバック (0)

保険の理解が深まれば選択も変わるだろう

最近、保険証券を分析する手伝いをしているのですが、人それぞれだなと改めて思います。そして、この人は本当にこの保険に納得して加入しているのだろうか? とも思います。

保険料に支払われるお金は、生活費の中では余裕資金に分類されます。もっとも、余裕が無くても最低限の保険には入っておいたほうがよいのですが、保険にお金を回しすぎて、日々の暮らしが苦しいとうのは明らかに本末転倒です。

いや、十分に暮らせるので、高額な保険料の支払いに耐えられるのかもしれません。

生命保険は、契約すると税金がまけてもらえる珍しい商品である、という話をしたことがありますが、それでも年間10万円までの支払いに対して、生命保険料控除が5万円分使えるだけです。

基本的に掛け捨てであろう生命保険は、年間支払額10万円程度に抑えるべきであろうと、税制面から示唆を与えているようにも思います。

どうせなら、年間10万円までの年金保険の支払いに対して、年金保険料控除5万円分もフルに活用したほうがよいですね。保険料分の金額に対して税金が節約できる上、年金としてもらうときまで、運用利益に対する所得税が繰り延べされているはずです。実際に年金受け取りするさいにも、雑所得による税金はほとんどかからないと思われます。

でも実は、以上の仕組みは、国民年金にも当てはまりますけどね。国民年金の場合は、保険料全額が社会保険料控除として使えます。そして年金として受け取るさいに、まず公的年金控除を受けた後の金額が所得税の対象となるのです。また、国民年金基金の場合は運用利益への課税も繰り延べされているはずです。

そういえば、ファイナンシャルプランナーフェアのセッションでおもしろいたとえ話を聞きました。国民年金が仮にいまのところの上限の16900円まで上がったとします。その金額を40年フルに支払うと、約800万円になります。それに対して、もらえる金額、将来は目減りしたとして年金60万円だとしましょうか? 

仮にそうだとしても、800万円に対して、毎年60万円の配当を受け取れる金融商品が、この世の中にあるのでしょうか! と、その方は力説していました。ちなみに、配当利回り約7.5%です。

国民年金、かなり悲観的な数字を出してます。もし、今の金額で比較したらどうなるでしょう。保険料は13580円です。40年完納で約652万円。そのときの年金額が79.5万円です。配当利回り約12.1%・・・。

比較してはいけないかもしれませんが、日本一売れてる投資信託のグロソブでさえ、基準価格8000円程度に対して、年間税込み配当額は480円(いまのところ毎月40円)。配当利回り約6%になります。グロソブは投資すればすぐもらえる、年金は時間がかかる、という違いはありますけどね。

配当利回りと比較するところがミソだったりします。配当といえば株式投資。株式投資の元本には増減のリスクがあり、最悪、発行体がつぶれるとゼロになります。保険料はそもそも帰ってくることを期待してはいけないと暗示させる効果もあるかもしれません。

ともあれ、こんなに有利な年金制度があることに気が付けば、とりあえず民間の年金保険は後回しにすべきだな、という判断も出来ると思います。国も国民年金の徴収効率を上げたいなら、税制面で生命保険料控除の見直しをするべきでしょう。例えば、年金保険料控除の廃止、そのかわり生命保険料控除の増額、という形でもよいかもしれない、というのが私見です。

5月 24, 2005 | | コメント (0) | トラックバック (0)

FPフェア(5) 世界中のファイナンシャルプランナーの貴重な話

ファイナンシャルプランナーフェアの5コマ目、最後のセッションとして、海外で活躍されるファイナンシャルプランナーを招いての国際シンポジウムを選びました。

参加者は、コーディネーターとして、日本ファイナンシャルプランナー協会国際事業室米国分室室長の佐藤スズエさん、参加者は

アメリカよりダニエル・モサンド氏
オーストラリアよりジョン・ヒューセン氏
カナダよりピーター・ボルペ氏

以上、計4名でした。

参加者を見る限り、ファイナンシャルプランナー業界というのは環太平洋の国々がリードしてるのだな、と改めて思います。

海外では、CFP認定者であることにより、日本よりもより大きなビジネスチャンスがあるようです。これはシンポジウムの中で出た話ではないですが、例えば、アメリカではCFP認定者は投資顧問の資格を得ることも出来ます。しかも、日本では通常許されない一任勘定も行えます。実は、一任勘定を行えるのは非常に重要です。ファイナンシャルプランナーに相談を行うお客様は、必ずしも投資になれているわけではないからです。

アセットアロケーションを提案し、それに見合う投資信託を紹介する。日本ではこのあと、原則としてはお客様から実際の注文指図を受けなければ、証券の売買は行えません。お客様に「わからないからお任せするわ」などといわれてしまうと、そこから先の作業が進められなくなるのです。ファイナンシャルプランナーが投資を提案する場合、基本は儲けることではなく、資産を守ることが前提になります。そして、お客様利益と倫理を優先し、あまりに不利な売買など行うわけないのです(という建前ですけど)。

日本が本当に金融立国を目指すのであれば、自己責任はもちろん必要ですが、他人に任せるのもお客様の自己責任であり、相応の資格のある人なら一任勘定を行ってもよい、という具合に規制緩和するべきでしょう。

さて、3人のCFP認定者ですが、やはり最初は「足で稼ぐ」のが重要だといってます。マーケティング活動は毎日行い、常に新しい顧客との関係作りにいそしむのが重要です。もちろん、ビジネスパートナー作りも重要です。

そして、お客様の情報を集め、信頼されるよう正確で重要な情報の提供に努めます。恐れをコントロールし、信頼を得られれば、家族や親類、友人を紹介してもらえる。マーケティングと新規顧客も重要ですが、紹介による顧客獲得が増えてくれば、ファイナンシャルプランナー事業も軌道に乗る、とのことでした。

とても印象に残ったのが、アセットアロケーションです。

すべてのCFP認定者が、株式の比率を、50%以上にする、と答えたのです。このとき、会場からは多少、ため息に似た声が上がりました。日本の現状ではありえないからでしょうね。もちろん、株式には、株式投資信託も含まれます。

ほんの10~15年前まで、日本の10年国債の金利は6~9%ほどもありました。何も苦労せずとも安定運用ができたのです。だから、ごく普通の人は債券重視(すなわち預貯金)で十分でしたし、それにも増して収入が増えていました。預貯金に回したお金を使う必要がなかったので、そのまま複利で増えていき、退職したあとには老後に十分な預貯金が残り、国からもぜいたくできないまでも相応の年金がもらえたのです。

今後はそんな時代ではなくなります。預貯金の金利は低く、給料は身分相応に頭打ちとなり、老後の年金も最低限の金額となっていくのでしょう。ですから、せっかく少しずつ貯めたお金にも、やはり働いてもらうべきなんです。

「日本株が上がると実感すれば、株式のアセットアロケーションも上がるだろう」という、クールな意見も参加者から出ましたが、私自身の経験からも、少しずつでも株式と預貯金の分散を進めておくのがかしこいだろうという点に関して、今後も啓蒙していきたいと思います。

5月 22, 2005 学問・資格 | | コメント (0) | トラックバック (0)

FPフェア(4) 同業のパネルディスカッション

ファイナンシャルプランナーフェアの4コマ目は、証券仲介業に関するパネルディスカッションでした。

参加者ご本人たちもびっくりされていたように会場は大盛況。証券仲介業は稼げるのか? と半信半疑な人たちも含めた熱い視線が、パネラーたちの本音を引き出していたようにも感じました。

ちなみに参加者は、コーディネーターがCFP認定者の中西誠氏

パネラーは
ファイナンシャルプランナー石原の石原基次氏
ウィッツ・ファイナンシャル・サービスの芝田佳代さん
Jパートナーの舌古孝之氏
名南経営の則武佳保里さん

以上5名で進んだのでした。

私は、証券仲介業を行うに当たり、保険と同様、毎月小額(といっても1万円以上)の積立貯蓄感覚で投資してもらえるお客さんが増えればよいな、と常々思っています。

今回、パネラーとして招かれた人たちは、相対的に証券仲介業で成功されている人だと思います(則武さんだけは仲介業ではないのですが)。その人たちいわく、現状ではやはり、すでに持っている人たちがペイオフ対策などにより、仲介業と付き合いを始める、というケースが多いようでした。それでも、積立に関してはどのパネラーも重要性を感じているようです。ただ、積立額が100万円単位のお客さんがいるという(^^;;; 特殊すぎて参考になりませんね。

持つ人は運用を考え、持たない人はそれどころではない、という状況は、やはりもう少し何とかしたいと思います。

やはりなんといってもペイオフは、持つ人にとっては一大事だったようです。ただ、ペイオフ対策のアプローチの根底にライフプラン、ファイナンシャルプランがあることが重要です。そうすると、銀行にはどれくらい残せばよいか、保険を活用する必要はないか、証券投資も、お客のリスクに見合っているか、総合的な判断ができます。それがファイナンシャルプランナーの強みです。

ファイナンシャルプランナーがワンストップで証券と保険を扱えるというのは、武器になっていくのでしょう。

今後、ファイナンシャルプランナーが資産運用のアドバイスをする局面は増えていきます。もちろん、個別株の指図などはコンプライアンスの問題でできませんが、おおまかに資産運用をどのように考えるのかをアドバイスする必要はあるでしょう。そのさいに基本になるのは、やはり時間分散(できればドルコスト平均法)、通貨分散(円と外貨)、銘柄分散(株式投信、外債投信、もしくは個別債券)を実直に行うことなのでしょう。

顧客のリスク感度にあわせた、アセットアロケーションの構築と、その実行援助ができるファイナンシャルプランナー、今後はどんどん増えるのではないでしょうか?

質問コーナーにて、「(証券仲介業は)儲かるのか?」という質問が出ましたが、これはいまいち愚問に思いました。本人が儲けられるかどうかは本人次第です。これはどの職業でも同じです。ファイナンシャルプランナーをする上で、よりお客様の役に立つためのシステムとして、証券仲介業を活用する、くらいの姿勢でいるほうがよいのでは、と思いました。

5月 21, 2005 学問・資格 | | コメント (0) | トラックバック (0)

FPフェア(3) 自主セミナーへの道は厳しい

ファイナンシャルプランナーフェアの3コマ目は、幸せマネー塾の谷上美保子さんのセッションを受講しました。

お一人で? お客集め、会場の設定、レジュメや講義内容作成、事後の個別相談までされているそうで、そのパワーには圧倒されます。 

いくら講義を計画したとしても、お客さんが集まらなければ話になりません。

最初のうちは、地元新聞に広告を出しての集客を試みたそうです。しかし、反応は残念ながらゼロ。

そこで、口コミ集客に切り替えたそうです。普段通っている習い事やサークルのお友達に声をかける。少しでも顔を思い出せる同窓生に連絡してみる。なんでもいいからちょっとしたお友達にFAXを送ってみる。メーリングリストへ広告を出してみる、など。

そんな地道は集客を行い、昨年秋より(正確な時期は失念)毎月、自主セミナーを開けるようになったそうです。

ただ、いざセミナーを開けたとしても、そこには苦労がやっぱりあったようです。

初期の段階では、タイトルから内容がイメージしにくく、しかも一般的な内容に終始してしまったとのこと。

やはり、セミナーを受けようとまで思う人は、金融機関で聞ける話とは違う話を聞きたがっている。そして、明日からすぐにでも実行できる、役に立つ情報が必要だ、とのことでした。谷上さん本人は、自分の得意分野である証券投資に関するセミナーに特化するようになってから、よいセミナーが出来るようになったとのことでした。

自主セミナーを続けるうちに、講師の依頼を受けることを意識し始めたとのことでした。ファイナンシャルプランナーフェアのセッション参加も、当たって砕けろというイメージで取り組んだのでしょう。お客集めは楽できたかもしれません。講師として呼ばれる場合は、講師に専念できますからね。

異業種交流会への」参加はもちろん、さまざまな交流会での名刺交換、ファイナンシャルプランナー支部やスタディグループへの参加により、紹介を受けるとか。やはり足で稼ぐ必要があるようですね。あった人との年賀状は必須。

そして何より、自分よりも明らかに実績のある人に対しての売り込みは重要なようです。その人に認められるよう、1分で自己アピールできるよう、いつでも準備しているとのこと。

1分で相手を引き込むというのは、普通の営業でも意識したいところです。

谷上さんの講義を一通り聞いてみて、自主セミナーを開くには、地道な努力とやりぬくパワーが必要なのだな、とつくづく思いました。ただ、人には苦手分野が必ずあるのだから、苦手分野を人に頼んでしまうのも方法だ、とおっしゃった言葉に、少し救われたのと、はやく仲間作りをするべきだな、と改めて考えました。

5月 20, 2005 学問・資格 | | コメント (0) | トラックバック (0)

原稿用紙10枚書けるかな?

当ブログの記事で、長めの文章だと5枚分くらいにはなるかもしれません。

が、きっちりと読ませる文章を、原稿用紙10枚分書くのは、かなりしんどいという印象があります。

4479791000原稿用紙10枚を書く力
斎藤 孝
大和書房 2004-09

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本の内容そのものは、ベストセラー著者ということもあり、期待したのですが、編集が甘いのか、読みにくい部分があり、がっかりでした。あと、具体的に、キーワード、キーフレーズ、レジメ、実際の10枚分の文章の具体例が1つくらいあってもよかったかな? と思います。

でも、10枚(4000文字)を書くことに慣れてくれば、その先へ夢が膨らむかもしれない、とも思いました。問題なのは、10枚書こうと、その訓練に費やすと、日々のブログ更新がままならないかもしれない、という点でしょうか(^^;;;

最後に、齋藤氏がハイペースで書籍を出版できる、その手の内が見えたのは収穫かもしれません。限られた引き出しから、別な本を作る方法ってやっぱりあるのですね。

5月 19, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (1)

FPフェア(2) 危機のマネー学

ファイナンシャルプランナーフェア2005の2コマ目は、暮らしとお金の救命相談センターの高橋礼香さんのセッションを選択しました。なるほど、超有名な紀平正幸氏が主催するグループなんですね。

セッションに入る前に、人数に関するクイズが出題されました。

年間34000人・・・自殺者数
 自動車事故による死者は約9000人

年間21万1402人・・・自己破産数
 ちなみに、過去10年に自己破産した人の人数は136万人。 これは、日本人の100人に1人が破産していることになる。

年間28万3854件・・・離婚件数

年間31万9831件・・・中絶件数
 ちなみに、年間出産数は約130万人。すなわち、妊婦の約4人に1人が中絶を行っていることになる。

全部がそうだとは思えませんが、ほとんどの人が経済的に困窮して、そういう道を選んだのでしょう。そんなことになる前に、ファイナンシャルプランナーと相談して、何か道がないかどうか探してほしい、とのこと。

それにしても、出だしから非常に暗い気分になりました(^^;;;

さらに追い討ちをかけるのが、現実問題としてファイナンシャルプランナー単独では対処できない問題が多いということです。例えば、不動産に抵当権が付いている、連帯保障により突然大きな借金を抱え込む、などなど。

任意整理、特定調停、個人版民事再生、自己破産など、その性質など考慮して、死ぬ思いをするくらいなら使ってしまおう、とのこと。

うーむ、私としては、そんなことになる前に、まじめにこつこつ保険なり投資なり工夫するほうをアドバイスしたいところです。

5月 15, 2005 学問・資格 | | コメント (2) | トラックバック (0)

FPフェア(1) リスク管理

ファイナンシャルプランナーフェア、1コマ目は、ワンズ・プロジェクトの伊藤剛知氏のセッションを受けました。本人曰く、「お笑い系ファイナンシャルプランナー」かつ「無名だけどちゃんと儲かっているファイナンシャルプランナー」とのこと。

~~~~~~~~~~
ファイナンシャルプランナーとは、「ローン・保険・社会保障・投資・貯蓄・税制」のすべてについて包括的に知識をもち、アドバイスができなくてはならない。

節約と削減の違い
節約は、我慢である。そして、いやだけどがんばること。
削減は、努力と知恵である。そして、好きなことをがんばること。

リスクの発見

どのようなリスクがあるか? 収入の保障、損失の補填、損害の賠償を考える必要がある。


リスクは、無視できるもの、予防すべきもの、保有すべきもの、移転すべきものがある。

ちょっとわかりにくいので細かい事例。

無視できるもの
葬式代は、数100万円程度なら香典でまかなえるので無視。そのほか、低額の損害賠償(隣の家の窓を割ったなど)も無視(もしくは蓄えでまかなう)。

予防すべきもの
病気の中で、風邪、虫歯などは日常の生活をきちっとすることで予防する。車の安全運転を心がければ車両保険もいらない、など。

保有すべきもの
老後資金、教育資金準備は、保険ではなく、蓄財で行う。

移転すべきもの
ここで初めて保険が登場。高額な収入保障、難病による入院保障、住宅が壊れることからの保障(火災、地震)、自動車で人をケガさせたときの損害賠償など。

各種公的保障(年金、労災、健康保険)から、どのような給付があるかすべて理解したうえで、適切なアドバイスが必要。

万が一「亡くなる」ことばかり考えず、「生き残ったが障害が残った」こと、「健康に長く生き残る」ことも検討する。

そのために、保険と資産運用をバランスよくやればよい。
~~~~~~~~~~

ファイナンシャルプランナーとしての勉強を本格的に始めてマル3年を迎えましたが、多少は自分なりの考え方が出来つつあります。単純に自分の勉強不足で「へ~」と思える部分もある半面、納得できない部分もあったりします。基本はお客様との対話の中で、何が必要で何が不必要なのか、納得するまで話し合うことが必要なのでしょう。

5月 14, 2005 学問・資格 | | コメント (0) | トラックバック (0)

怒り? の号外

いつもメルマガを楽しく拝見しているバードレポートより、号外が届いたのですが(ちなみに、5月13日配信号)。

いつもに増して怒気がはらんでいる気がします。

基本的に、このページで、保険の一般的な話しかしていない理由も、今回のメルマガの記事に絡んだ事情によるものなのですけどね。

正直、基本が理解できたうえで、自分が必要な保険であるとしっかりわかるなら、どこの生保でも問題ありませんから。

5月 13, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

仕事が~

ばたばたしていて、ファイナンシャルプランナーフェアの振り返りがなかなかできません(^^;;;

キーワードとして、とても印象に残ったものをとりあえず。

・郵政民営化により、「官の不良債権処理」が大きく進む。
・保険は、介護保険がカギになる。入院日数短縮が行過ぎると、医療保険は無意味になる。
・セミナーは、自分の得意分野に絞って、わかりやすいテーマで。翌日すぐ役に立つ知識を最低1つ提供する。
・投資信託販売はやっぱり「るいとう」がよい。
・日本人が株式を資産の50%以上を株式(株式投信)で持つようになるためには、ファイナンシャルプランナーがカギになる。

こんなところでしょうか? 落ち着いたら、改めて。

5月 10, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

FPフェア名古屋から帰宅

NEC_0014いやこの像にはびっくらこいた(^^;;;

というわけで、FPフェア2005に出かけて、そこから無事帰宅しました。

内容はかなり濃いものとなりましたので、明日からぼちぼちと、メモを頼りに感想やらノウハウやらをアップしてみたいと思います。

5月 8, 2005 | | コメント (0) | トラックバック (1)

勉強不足? 別に知らんでもよい? >MTN、DDB

「低レベルな野村の営業マン」と名乗る、「金融資産五億以上の個人富裕層、医療法人、財団法人、中堅企業担当(者)」をお客に持つ人からチャット通信が入って、しばらく話をしてみたら

「フリー・ファイナンシャルプランなー・・・・なんか失望」

と斬り捨てられた(--;;; 野村とは16年付き合ってるけど、最悪レベルの失敬さだな。

まぁ、斬り捨てられる原因は、勉強不足の私にもあるのですが。そもそも証券仲介業に、証券会社が金融資産5億円以上の顧客をみすみす渡す訳なかろう、とか思うし。

悔しいので、ちょっと勉強してみました。

MTN(ミディアム・ターム・ノート)

検索してもよくわからない(--;;; MTNそのものは、単に契約内容そのもの、のような気がしないでもない。

DDB(ディープ・ディスカウント・ボンド(債))

利付債を割引いて販売するのか。しかも、償還直前に売れば、そのときの差益は非課税。なるほどねぇ。

ちなみにフリーは、仕事の仕方もフリー、どんなお客さんを相手にするのかもフリー、ノルマからもフリー、というわけで、元々えらくないですから。念のため。

5月 5, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

事故は事故、何もかも憎いのか?

列車脱線事故は、最終的に死者107人、負傷者460人にも膨らみました。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、負傷者のみなさまの1日も早い全快をお祈りいたします。

遺族の方々、JR西日本がとても憎いでしょう。マスコミの人たちも、JR西日本のあらゆるずさんな面を報道し、今回の事故が人災であり、JR西日本の責任追及に躍起になっています。

ですが、責任追及の細部をよくよく考えてみると、なんとなく首をかしげたくなる報道もいくつかあるのです。

・運転士が2人、脱線列車に乗っていたにもかかわらず、現場に残らず、通常業務に戻った点

たしかに、独断もしくは上司の指示を仰ぎ現場に残り、負傷者を助ける手伝いをすることも出来たかもしれません。連絡のやり取りをした上司も、現場をより深く把握しようとせず、運転士の出勤を優先させたのもどうかと思います。しかし、それ以前に2人は被害者です。あの電車に乗ってたのです。必要以上に責任追及するのは酷というものでしょう。

・懇親会を中止できなかった点

ボーリング大会中止の判断をできなかったのは、さすがにまずいでしょう。既に事故のニュースが入っていたはずで、のんきにボーリングなどやっている場合ではなかったのは確かです。たしかにJR西日本の人たちで、しかも比較的近い線路区間の人たちだったようです。ですが、非番の人たちの行動をわざわざ指摘して報道するのもどうかと思います。そうまでして遺族の気持ちを逆なでしたいのでしょうか?

以上の2つは、会社がいかに今回の事故に関して非常に鈍感で、対応や調査が後手に回っていることを、あからさまにJR西日本の企業体質がいかにおかしいかを追求しようとする人たちに槍玉に上がってしまったように思います。

確かに、JR西日本の対応は何かと甘く、人命尊重の意識がとても低いようです。それにはおそらく役員や幹部が気が付いたので、今後、正していかなければならない課題と認識しているはずです。ですから、過去、JR西日本のスタッフがどうだった、という話は、もう必要ないんじゃないかな、と思います。

・遺族の連絡先を公開しない点

とある遺族が遺族同士で連絡を取りたいと、JR西日本に遺族の連絡先の公開を申請し、JR西日本側が断ったとのことですが、これは当然のことではないでしょうか? ただでさえ、個人情報保護が叫ばれている中で、おいそれと情報公開できないというのは正しいです。むしろ、そうやって流れ出た情報が詐欺などに使われたら、JR西日本がさらに追求されるネタになるだけです。

5月 5, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (2)

CMによると1日入院平均15200円

保険のCMによりますと、これまで1日1万2900円といわれていた1日平均入院日額が、健康保険の自己負担額が2割から3割に上がったことを反映して、1万5200円になったようです。

「だから、日額保険金額を1万5000円にしましょう」という理論なのですが、それって入院費用を全部保険でまかなわせるつもりでしょうか? 一理はあるのですが、無条件に納得するわけには行きません。

5月 2, 2005 | | コメント (0) | トラックバック (0)