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所得税率6段階案

税制大綱作成も大詰めを迎えているようです。

今回の大きなトピックスは、なんといっても定率減税の廃止なのでしょうが、それ以外にも、所得税率の調整も行われるようです。

定率減税は、2006年より、現状の20%(最大25万円まで)から10%(最大12.5万円まで)へ引き下げられることが決定していますが、2007年に、ついにゼロにする、というのが大筋合意したようです。住民税でも同様な定率減税削減がもちろんあります。

しかも、住民税率の一元化も進んでいます。具体的には、これまで5、10、13%の3段階だった住民税率を、10%へ一本化するとのことです。

さて、所得税のほうも税率が変更になります。
現在、所得税は10、20、30、37%ですが、新税率案は、5、10、20、23、33、40%の6段階になるとのこと。

要するに、3段階だったのを1段階に減らした住民税、4段階だったのを6段階に増やした所得税。2段階が単純に住民税から所得税に移っただけのようです。

さらには、住民税5%税率の所得者層だった人に所得税を支払っていただくことにするのと同時に、住民税が3%減る所得者層に、その分、所得税を3%分多く支払ってもらおう、という。

この数字の移動を見ると、どういう所得額だと何%の税率になるのかは、現状の税率と比較してみるとだいたい想像がつきそうです。

所得税、住民税の税率変更の議論だけ見ると、たただんにパズルをやってるだけ、に見えるのは私だけでしょうか? もちろん、より多くの人が納得する税制を作るのは大変だというのもわかるのですが。

12月1日のWBSの外国人解説者が「所得税率はスッキリと、そして低いほうがいい。足りない分は消費税で補うべきだ」という意見を述べてました。特にサラリーマンの方には、所得税は「取られてる」感が強いことを考えると、この意見にも聞く耳を持つべきかもしれません。

商売をやってる人からすると、消費税の管理が面倒なのでできれば所得税でなんとかしてくれ、という本音もちょっとだけあるのでしょう。


12月 2, 2005 経済・政治・国際 |

記事と関係がありそうな本を展示させていただきます。


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