執筆活動したいFPの注意点
お客様にさまざまなお金の知恵を与えるのが、FPの仕事のひとつだと思います。
私は当初、生保募集人としての募集案内活動や、証券仲介業などの営業活動など、金融業界の現場に触れることが重要だと考えました。そして、業界の内情を知ったり、生命保険や証券のより深い商品知識を得ることで、お客様にその知識を還元することで役に立てると思っていました。
ですが、還元の方法に執筆を使おうとする場合、そう簡単に話が進まないということもわかってきました。
結論だけなるべくシンプルに言うと、要するにFP志向をより強く持ち、執筆活動をしたい場合は、金融業界の「現場」に足を突っ込んではいけません。
ファイナンシャルプランナーとして、保険や証券の基礎はしっかりつかんでいるはずなので、あとは公開情報、書籍、Webなどを元に情報を仕入れて、執筆活動に徹するべきです。
大義名分は、消費者、顧客の目線を大切にしたい、という程度の理由で十分でしょう。
どうしても現場を知りたい場合は、FP志向があまり強くない保険営業、証券営業のお友達を作り、本音を聞きだすなどすればよいのでしょう。
Webを検索しても、10数年保険営業を経験した人が、すっぱりと営業をやめて(本当かどうかはともかく)、コンサルタント業に徹する、保険業界に歯に衣着せぬ物言いをする、という方がいらっしゃいます。遠回りをいとわないなら、経験した後で営業をやめちゃう、という方法もありでしょう。
証券の分野なら、いきなり投資顧問業に登録するという方法もあります。
奥の手はあります。匿名で執筆活動をすることです。ですが、FPとして「自分を売りたい」場合、匿名での執筆では効果がないでしょう。
保険営業、証券営業(歩合外務員)などされている方で、長く続いているHPはペンネームもしくは匿名であり、似たようなHPで実名公表の場合は、比較的簡単に消滅、もしくは方針変更が行われている点など考えても、業界の内側にいながら執筆を続けることの難しさを物語っています。
4月 9, 2006 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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