生命保険料控除、拡大???
8月26日の日経新聞朝刊によりますと、金融庁が2007年度税制改正において生命保険料控除を拡大の方向で抜本的に見直すよう、要望を出すとのことです。
現在、生命保険料控除、個人年金保険料控除が、それぞれ年額保険料10万円ずつで所得控除5万円が受けられます。
これを、生命保険と個人年金の区分けを廃止した上で、控除額の倍増を求めるとのことです。
記事ではわかりにくいですが、現行の控除額の計算方法をそのまま使うなら、年間保険料40万円に対して、所得控除20万円まで利用可能にすることを要望することになります。
ただ、これほどの所得控除が本当に必要なのか、という見方もあります。元々、生命保険料控除は、自助努力で備えを行うために生命保険への加入を促進するという役目がありました。すでに9割もの人が生命保険に加入しています。役目は終わっているのではないか、という議論があるのです。
また、個人年金保険に関しては、その商品の性格が貯蓄に近いと思われます。個人年金保険に対して保険料控除を残すことは、政府の「貯蓄から投資へ」の流れと異なる気がします。
議論はこれから行われるでしょうから、行く末を見守りたいと思います。
8月 26, 2006 | Permalink
記事と関係がありそうな本を展示させていただきます。
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