松本FP事務所「蓄財のネタ帳」

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コミッションに頼らないFPの人たち

某社の代理店勉強会にて深田晶恵さんの講演を聞くことができました。

深田さんは、生活設計塾クルー所属のファイナンシャルプランナーです。

生活設計塾クルーでは、生命保険や金融商品の販売は一切行っていないそうです。主に低額の会費と、マスコミ露出の原稿料、今回のようなセミナー出演料、そして、会員からの本格的なFP相談、提案書作成のフィーによって成り立っているかのようです。

生活設計塾クルーのメンバーは蒼々たるメンバーで、FP協会設立以前からFPを行っていた人たちが半数以上を占めるとのことです。

それだけの経歴の長い人たちなら、他にサイドビジネスがあり、FP事業の赤字を補填してるのでは? とかんぐりたくもなります。

幸運にも名刺交換させていただいたさいには、「本当に保険や証券の販売をしてないんですか?」みたない簡単な話しか聞けませんでした。しかし、講演内容は、明らかに「販売していないからこそ、売らない方向で話ができる」という内容でした。

よくよく調べると、

タイトルがけっこう衝撃的なこの本の著者、内藤真弓さんも、生活設計塾クルーのスタッフです。

一方、現実的な問題として、FPはフィーとコミッションの両方をいただくべきだ、という考え方もあります。私自身は、フィーとコミッションをバランスさせることを考えて、どうすればうまくいくのかを考えてきたと思います。

ですが、金融業界全体を考えてみると、金融商品販売業と、それについてアドバイスするコンサルタント業は、明確に線引きしたいという意思が、見えつつあります。

コンサルタント業は、個人、多人数を問わず、情報発信が本来の仕事です。しかし、金融商品販売業の枠組みに入ると、情報発信は自由には行えません。

情報発信の自由さを得るなら、生活設計塾クルーのような、完全フィー制で頑張るしかないのでしょう。

もっとも、フィーのみで行くのか、フィー&コミッションなのか、下手するとコミッションのみなのか? これは実はアメリカでも結論が出ていない問題のようです。最終的にはFP本人の心意気をどれほどわかってもらえるか、なのかもしれません。


2月 14, 2008 |

記事と関係がありそうな本を展示させていただきます。


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