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製造、流通の問題と本人が食べることとは切り離して考えよう

最近になって、食べ物に関する安全性を疑わざるをえないニュースが、大量に流れています。

・いわゆる事故米、本来食用に使ってはいけないお米が、食用、加工食品用として流通していた問題。

・外国において、本来入ってはいけない薬物が混ぜられていた問題。そしてそれが輸入されていた可能性がある問題。

・古くは、BSEの可能性がある牛肉が輸入されていた問題。

・消費期限、賞味期限偽装。

・産地偽装。もしくは利用するべき材料のすり替え。

「日本人は食べ物に関してやかましい」と言った農林大臣は、ついに辞職しました。

でも、なんだか騒ぎすぎだ、という大臣の言葉も、まぁ、理解できなくもないのが本音です。

たしかに、毒物が混ざっていた、冷凍ギョーザ問題、そして粉ミルク問題は、明らかに食べるのは生死につながるため、糾弾されてしかるべきでしょう。徹底的に原因や経緯を確認して、しかるべき処分が下されるべきです。

他のものは、ちょっと冷静になってほしい部分もあります。

消費期限、賞味期限の偽装。産地表示の偽造。事故米の流通、BSEの食用肉の流通。これらは、製造者や、流通業者のモラルの問題です。

でも、これらをすべてきっちり取り締まって、安全な食品がちゃんと流通したとしても、私たちは食べ過ぎたり、アルコールなど飲みすぎたりして、いわゆる生活習慣病になり、無駄に命を削っていたりするわけです。

そういう危ない食品が流通しないのはたしかに大切です。

一方で、食べ物は粗末にしてはいけないとも思います。

いくら消費期限内、賞味期限内のものを買っても、自分で期限を越してしまえば本末転倒です。実際にはまだ大丈夫とたかをくくって食べていたりするでしょう。

産地偽装、これを行う生産者、流通業者は信用できませんが、表示と中身が違うといっても、食べられないわけではありません。

事故米で作った食べ物で事故にあう確率と、冷蔵庫の腐りかけの食べ物でお腹をこわす確率、どちらが高いでしょう。いまのところ、事故米による明確な健康被害は報告されていません。

ましてや、日本国内でBSEに感染した人間はいるでしょうか?

自分が、自分の健康のために、何を食べるべきか? それを考えながらすごせば、必然的に危ない食品を食べる可能性が低くなる、と思うのですが、いかがでしょう?


9月 20, 2008 |

記事と関係がありそうな本を展示させていただきます。


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