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2002年10月 5日 (土)

なぜ、大会社の倒産が期待されているのか?

仮に、お金を貸す場合、その相手はどんな人ですか?

ちゃんと、返してくれそうな人に貸す、のが本当だと思います。

現実としては、「仲のよい人」に貸す、というのが多いように思います。そして、その仲のよい人が困ったときには、戻ってこなくてもよいと割り切って、お金を貸してしまうんじゃないでしょうか?

たとえば、「ジュースが飲みたいんだけど、小銭の持ち合わせがない」なんてとき、120円程度なら気軽に貸してしまうでしょう。また、おそらく返してもらえるでしょう。

日本の一部の企業でおかしな点があるとすれば、企業同士の取引で、仲の良い相手となぁなぁのやり取りをしてしまってる点でしょう。しかも、数千億円もの規模のお金で。

債権放棄とは、すなわち借金棒引きです。チャラにしてもらうことによって、なんとか生き延びようとするぎりぎりの選択です。

ほとんどの場合、債権放棄が許される場合、企業と金融機関との何かしらの癒着があると考えられます。もっとわかりやすく言うと、「仲がよい」という関係です。

日本を代表するであるはずの、大企業が、借金を棒引きしてもらえる。でも、中小企業は厳しく取り立てられる。こんな環境では、モラルハザードが起きるのも当たり前です。

借金はちゃんと元本を少しずつでも返していく、という当たり前のことができない。そんな企業は、たとえ日本を代表する企業であっても、市場から退出するべきです。

もし、それが本当に起こるなら、目先数年は大不況となるでしょうが、その先、まじめに頑張る人がちゃんと報われる社会がやってくることになるのでしょう。

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