年間1回未満しか売買しなくて投資家か?
電通の調査によりますと、個人投資家が株式銘柄を選ぶ際に「配当」「株主優待」を重視する人が増加傾向にある、という結果が出たそうです。
もっとも、全体的には株価が下落傾向にあり、値動きの良い銘柄が見つけにくいため(仮に信用売買をしていても、売り側は規制などにより不利な状況)、必然的に半年~1年程度の保有を前提に、配当利回りのよい銘柄や、株主優待に魅力を感じる銘柄を、選択することになるのでしょう。
ちょっと不思議だったのは、年間の売買回数が1回未満だという人が、アンケート回答者のうち31%にも上るという結果。1回未満すなわち、1年に1回も売買しないことがある、という人がこんなにいるとは、意外です。
私は、回転売買のような、頻繁に売買を繰り返し、手数料を無駄に使ってしまうのは反対です。が、銘柄分散と時間分散をうまく行う、ということを考えていけば、必然的に売買回数は最低でも年間10回程度になるはず、と考えます。
銘柄分散、時間分散、そして株数を徐々に増加させていくという考え方を、どんどん啓蒙していく必要がありそうです。
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