« 減収増支出、でも平気なの? | トップページ | 最新版CFP過去問題集入手 »

2003年2月11日 (火)

なぜ27年前にクビにしなかったのか?

読売新聞と毎日新聞に、クビになった郵便局員がその地位確認などを求める訴訟を起こした、という記事が載ってます。

時はベトナム戦争まっただなかの1972年。学生だった元郵便局員はベトナム戦争反対デモに参加していましたが、そのために公務執行妨害容疑で逮捕されました。

その後、公判中の1973年4月に、郵便局に就職します。そして、同年12月に懲役4ヶ月、執行猶予2年の有罪判決を受け、確定しました。

ところが、その後、特にとがめもなく、27年間無事に勤務していたのに、2000年11月になって突如、27年前にさかのぼり失職処分とされたのだそうです。

有罪確定者が公務員をクビになるのは、法律で決まっています。ですから、27年前にちゃんとクビにしておれば、今回のような裁判沙汰にならなかったはずです。元郵便局員も27年前ならまだ若く、新しい職業も探すことが簡単にできたでしょう。

この事件、実はウラがあります。この元郵便局員はデモに参加するようなところからもわかるとおり、活動家の資質があり、その行動が最近顕著になっていたそうです。そして、1973年の段階では政治的判断でクビにならなかったのが、2000年の段階で、そのときの上司の判断で失職の決断を下した、というのが真相です。

郵便局職員機関誌の記事

うるさい人は、疎まれる、という典型例だったのでしょう。

ただし、わざわざ27年前の、しかも執行猶予がついた罪をいまさら持ってくる道理はない、というのは正論です。

せめて、年金受給権は復活するような判決が出れば、と思います。

« 減収増支出、でも平気なの? | トップページ | 最新版CFP過去問題集入手 »

ニュース」カテゴリの記事

旬な書籍など

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。