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2003年3月24日 (月)

千と千尋の神隠し、「本場」アカデミー賞受賞

宮崎駿監督作品の長編アニメーション「千と千尋の神隠し」が、アメリカのアカデミー賞において、最優秀長編アニメーション賞を受賞、オスカー像を獲得しました。

「千と千尋」は、日本では歴代興行収入No.1(306億円)、「日本の」アカデミー賞作品賞を始め、昨年度のベルリン映画祭金熊賞(グランプリ)、アニメ版アカデミー賞とも言われるアメリカのエミー賞では作品賞を含む4部門制覇、そのほか、アメリカ各都市の映画批評家協会賞をのきなみさらうなど、そのクオリティにおいて現地評論家の絶賛を受けていました。

長編アニメーション部門には、「千と千尋」のほか、「アイス・エイジ」「リロ&スティッチ」「スピリット」「トレジャー・プラネット」がノミネートしていました。その中でも「千と千尋」は、アメリカでの興行収入でほかの作品に一桁劣るうえ、他作品の受賞工作による巻き返しが噂されていました。イラク紛争の影響で、スタッフが誰も授賞式に参加しないという事態になり、最後まで予断を許す状況ではありませんでした。

実際の得票総数などは公開されていませんが、おそらく、圧倒的な得票だったのでしょう。今回の受賞により、アメリカでは改めて受賞記念で公開映画館を拡大するそうです。

宮崎駿監督は「いま世界は大変不幸な事態を迎えているので、受賞を素直に喜べないのが悲しいです。しかし、アメリカで「千と千尋」を公開するために努力してくれた友人たち、そして作品を評価してくれた人々に心から感謝します。 (各報道より引用)」と述べてます。時節柄、少々心境複雑な受賞コメントになってます(^^;;;

日本のアニメーション、ジャパニメーションはもともと世界中で評価が高かったのですが、アカデミー賞獲得によりその評価の高さが改めて認識できたのは、とても喜ばしいことです。あとは、来年以降も頻繁に受賞できるよう、日本のほかのクリエイターたちが、よりクオリティの高い作品を作り続けてほしいと思います。

※「千と千尋の神隠し」のDVDはこちら。(2004/8/6追記)

※リンクを貼り直しました。(2014/03/30追記)

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