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2003年8月19日 (火)

加入する生命保険は税金を基準にしてみる

生命保険の加入を考えるとき、かなり適当に考えたとしても、意外と的を得た結論にたどり着ける方法があります。

1つ目は、生命保険料控除からのアプローチです。所得税の生命保険料控除は、年額10万円までです。それを考慮して、保険料が月額8330円よりもあまり多額にならないように注意します。

2つ目は、死亡保険金の非課税枠からのアプローチです。生命保険金は、法定相続人の人数を3人(妻、子供2人)とすれば、

  生命保険金非課税枠=500万円×3人=1500万円

すなわち、1500万円以内なら、みなし相続財産に加算されることはありません。この金額を基準にして、あまり多額にならないよう注意します。もちろん、契約者と被保険者は本人、受取人は本人の法定相続人でなければなりません。

3つ目は、相続税基礎控除額からのアプローチです。法定相続人が3人の場合、

  相続税基礎控除額=5000万円+1000万円×3人=8000万円

すなわち、残されるであろう全財産と、みなし相続財産の合計が8000万円を越えないような保険金額にとどめておく、ということになります。この場合は、明らかに過大な金額になるケースが多そうなので要注意です。

実際には2つ目と3つ目のアプローチより、その中間程度の保険金にして、さらに1つ目の保険料を考慮する、ということになるでしょう。

本来ファイナンシャルプランナーとしては、残された遺族が今後使うであろう必要な金額から、公的遺族保障額、退職金、遺産など準備されている金額を引き、足りない分を保険で補いましょう、というアプローチがよく取られます。

そうやって厳密に計算した必要保障額と、税金を目安にした保険金額が、だいたいのところ似たような金額になりそうだ、というのが私の直感です(^^;;;

※所得税の保険料控除は大きく変わりましたので、最新情報はタックスアンサーでご確認ください。そのほか、税制の最新情報にもご注意願います。

※リンク修正しました。(2014/04/02追記)

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