安定か、業績に応じて増減か?
生命保険協会のニュースリリースによりますと、主な株式会社の配当性向は年々低下しており、特に2002年度は過去10年間で最低なのだそうです。
ちなみに配当性向とは、企業が当期利益から株主に配当した割合を示す数値で、日本企業の場合2002年は24%。これは、アメリカの企業の同時期の配当性向37%と比較してもかなり低い数字のようです。
投資家としては、いっぱい利益が出ているときは、配当をいっぱい出してほしい。これは当然です。
ただ、企業としては、経済の好況不況に左右されない、安定した配当を出したい、という考えが強いようです。
もちろん、投資家が何を期待するのかは、スタンスにより異なるでしょうが、私としては、企業はより、株主に利益を還元すべし、という意見に賛成です。
※リンク切れを処理しました。(2014/04/04追記)
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