会社のトップが「ナンバーワン」を公言するくらいでないと
その会社は大きくなれない、ということでしょうか?
前の会社の社長は、プロフィールをご覧の方ならピンと来るでしょうが、孫正義でした。もっとも、出版が分社化した後には、彼が出版を直接指揮をすることはなかったですが。
孫社長はいつも、ナンバーワンを目指していました。パソコンソフト流通のナンバーワン、パソコン系雑誌や書籍のナンバーワン、ネットワークソリューションのナンバーワン、インターネットコンテンツのナンバーワン、そして、ブロードバンドプロバイダのナンバーワン。
それを自ら宣言し、実現してきました。会社のトップのその宣言により、社員が鼓舞され、そして会社がでかくなっていくのでしょう。
ただ、でかくなることによる弊害ももちろんあります。社長の志が、なかなか新入社員まで伝わらないのです。そして、志が薄い社員のほうが増えてくると、会社の成長が止まるのです。
いま、私がお世話になっている某生保会社も、ナンバーワンを目指している会社です。ある分野ではすでにナンバーワンですが、もっとでかいものを目指しています。そして、社長が、会長がそれを公言し、やはり社員を鼓舞しています。
すでにトップである会社が、さらに上を目指しているときは強いです。そして、ライバルは自滅していきます。
私も、ソフトバンクという会社のライバルでいようとした各企業が、自ら自滅し、必然的にソフトバンクのシェアが上がっていく様子を何度も見てきました。そのころから、最後には志の高いもののほうが強いのだ、と思うようになったのかもしれません。
志の高い企業を見抜く目を、今後も養っていきたいと思っています。
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