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2004年4月 9日 (金)

商品先物会社の電話にプッツン

年齢的にもうそういうお年頃なのかもしれませんが(^^;;;

ここ1~2年、大学の同窓生名簿を使った、資産運用系の会社からのテレフォンアポイントが増えてます。ごくまれに不動産運用だったりしますが、ほとんどの場合、商品先物取引の案内です。

特に直近のアポイントは、印象最悪だったので、紹介してみたいと思います。

実は、大学の同窓生名簿には、私の実家の電話と、引越しをする前の住所が載ってます。電話のほうは実家が同じ番号のためそのままつかえるのですが、DMなど住所情報を使うものは、おそらく宛先不明で返却されてるのでしょう。

私は、実家兼自宅兼事務所で働いています。実家宛てに電話があると、私の両親が取り次ぎます。今回話をする電話も、そんな1件です。

先方は横浜方面に事務所があり、千葉方面に営業をするさいにはぜひお会いしたいという話をしてきました。

私は、自分が日本FP協会のCFP認定者であり自分の資産運用は自分でできること(でないと人にレクチャーできない)、商品先物は税制が少々異なるから面倒くさいし、株式などの証券運用で十分だと思っているので先物取引に関してはこれまですべて断っている、ということを話しました。ただ、話を聞くだけならかまわないからと、仕事で私が使っている電話番号を教えて、次からこちらにかけるように、という話をして、1回目の電話を切りました。

翌日、さっそく2回目の電話がかかってきました。

「今日のニュースはご存知ですか? 実は、ガソリンがストップ高なんです。昨日のイラクでの邦人拉致事件を引き金にして、大手商社が買占めに走ってます。数週間は上がりつづけます。つきましては、規定により1000万円までしかお預かりできませんが、私どものガソリン先物ファンドに参加されませんか? 資金を4~5倍にすることも可能です」

今となってはもう細部まで覚えてませんが、こんな内容だったんです。電話相手にひさしぶりにプチっと切れました。

「あなたの話は、証券業界であれば明らかなインサイダー取引であり、そんな取引には乗れない」と、あとで考えたらでたらめかも(^^;;; と思えるような話をして、一方的に電話を切りました。

いずれにせよ、電話だけで、顔も見たこともない相手に、いきなり金を出せ、といわれたわけです。
そして、いかにも儲かります、という印象のみを強くした話法で押し捲られるわけです。
先物ファンドなのに、なぜ4~5倍も儲かるのか、少々考える時間があれば矛盾するのは明らかです。
投資金額の上限はあるものの、最低いくらからできるのかを案内するのが、通常の金融機関の基本であり、それさえ守られていません。
なぜガソリンと、銘柄指定まで勝手にされるのでしょう?

とにもかくにも、お客さま重視の姿勢がカケラも見られない対応は、非常に残念です。

元々の商品先物の成り立ちは、あらゆる社会情勢の変化に対して、原材料価格の急騰急落に対処できるようリスクヘッジするための市場のはずです。

現物を扱うことが不可能で、預金程度しか運用方法を知らない、投資初心者の一般人を、「儲かるかもしれない」という印象を強く残す話法で巻き込まないでほしい、と思います。

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