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2004年8月18日 (水)

夫の会社の倒産を想像させる

生命保険、特に死亡保険は、主に遺族が使うお金を保障するものです。

かといって、いきなり奥さんに夫が亡くなったら、という状況を想像させるのは現実的ではありません。

そこで、もう少し現実的な況を想像していただく、それが保険設計に役に立つというお話です。

さて奥さん、夫の会社が倒産したら、いまの生活を維持することができますか

夫の会社が倒産した。ということはまず、毎月入ってきた夫の収入がゼロになります。いまの生活を維持するためには、どうすればよいでしょうか?

もらえるものはもらっておきましょう。会社の倒産、すなわち会社都合退職なのですから、公的な失業保険金が手続き後、すぐ支給されるはずです。

もちろん、再就職の努力はしなければなりませんが、場合によっては奥さんもいっしょに働いたほうがよいでしょう。

そして、預貯金を取り崩すしかありません。両親が健在なら、最低限の借金もできるでしょう。

可能であるなら、賃貸の場合はより安いアパートに引っ越したほうがよいでしょう。引越し代が痛いかもしれません。

……さて、会社の倒産で収入がなくなった、という状況を想像したのですが、実はこれ、夫が亡くなったときにけっこう類似するのです。

夫が亡くなると、公的な遺族年金が支払われる場合があります。サラリーマンなら問題ありません。自営業の場合、ちゃんと国民年金の保険料を納めているか確認が必要でしょう。

夫が亡くなると、本当に収入がなくなります。奥さんは子供を養うために、働かなければならないでしょう。

おそらく、会社からは死亡退職金が出るでしょう。もしくは、しっかりと預貯金が残っているなら、当面はそれを当てにして生活するしかありません。

住宅問題は後回しにできますが、葬式代は一時的に持ち出しにしなければなりません。

生命保険の設計は、本来、維持したい生活のための出費と、見込める収入を想像させることから始めるのが理想です。いまのところ、そこまで話ができることはないのですが、極力、今回のような話を切り出して、無駄のない保険に納得して申し込んでいただけるよう、心がけたいと思っています。


※当時保険代理店でした。人によってはグレーな募集文書と取るかもしれません。現在は募集人登録を抹消しています。(2014/05/04追記)

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