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2004年9月 5日 (日)

ブログに相互リンクを申し込む不思議

パソコン通信のNifty-Serveやら、AsciiNet、草の根BBSのLAOX.Jrネットやら、そういったのに加入し、文字によるコミニケーションをとり始めたのが、就職したばかりだから、平成元年~2年くらいのことでしょうか?

もちろん当時から、各種フォーラム、BBSなどへの書き込みをしてました。いろいろな失敗も経験しました。失敗の内容は、ちょっと恥ずかしいものやら、当時の関係者からはいまだに恨まれるだろうことまで(忘れていてほしいと願う)、いろいろあります。

当時のパソコン通信はまだまだ市場規模が小さく、その小さい規模の中で似た趣味嗜好の人たちが集まったときの盛り上がりといったら、すごいものでした。ネット上での付き合いでは物足りないのか、オフラインミーティングなども頻繁に行われていました。

当時でもやっぱり、掲示板に人が集まれば、自分が考えているよりも多くの人が見ている、ということを意識しながら、文章を書いていました。仕事が人の文章をチェック(校正など)することでしたが、人の文章をチェックするのと、自分で文章を書くのでは勝手が違い(^^;;; 必ずしも人をうならせる文章をかけているわけではないと思いました。で、編集者としての自分が推敲をしている間に、BBSではもう、別な話題に移っていた、なんてこともザラでした。

結局のところ、頭の回転が速くて、そのスピードでキーボードを打たれると、ほとんどの場合太刀打ちできなかった。そんな気がします。当時にパソコン通信をやっていた人たちというのは、そんな賢い人たちばかりだったんです。

時は流れて、インターネットなるものが普及し始める時代。ユーザーが100万人を越えてくると、個人の表現の場は、BBSからホームページへ移っていきました。もちろん、現在でもラジオが重要なメディアであるように、BBSでの情報交換はいまだに行われています。ホームページ内にミニBBSを設置する人も多いです。

BBSは、不特定多数の人が読み書きしますから、その話題のツボにヒットすると収拾がつかなくなるほど情報量が増えます。そのとき、ほとんどの場合が建設的な意見交換ではなく罵詈雑言になってしまいます。BBSに嫌気がさした人たちが、自分でほぼコントロールできるホームページに移っていったのも、必然だったかもしれません。

で、HPの時代に初心者だった人たちは当たり前に思うかもしれませんが、HPを作っているものどうしの間で、「相互リンクしませんか?」というやり取りをするようになっていました。徐々にユーザー数が増えてきているとはいえ、ホームページを作れる人は、やっぱり限られています。ホームページを作れる人の中で、似た趣味の人たち同士の連帯感が生まれる。そうして歴史は繰り返す(^^;;;

その後、HPは増えつづけるものの、どうなんでしょう? コミニュケーションの中心は、インターネットというよりはiモードに移ってしまったのではないか、と感じています。iモードの登場は衝撃的でした。テンキー(ダイヤル番号)と、ちょっとしたカーソルキーのみで電子メールの受信送信ができたり、iモードサイトにアクセスできる。パソコンはできないけれど、携帯電話なら使ってみよう、というユーザー層に爆発的に売れました。

メアドの交換は、そのものずばり、個人端末情報の交換です。しかもいざとなれば電話もかけられる。さすがにそれはまずいと気がついたのか、最近では電話番号をそのままメールアドレスにするような人は減ってます。とはいえ、電子メールによるコミニュケーションが主流になったのはたしかだと思います。場合によっては、PCと携帯電話とのメールのやり取りもできますが、圧倒的に多いのは携帯電話同士でのメールのやり取りなのでしょう。ほかの人には見られない、当事者同士の狭い空間。仲がよければそれがベストです。

とはいえ、PCを使ったインターネットの方だって、やっぱり発展しています。当初はHPエディタなどを使えば簡単にHPが作れる、というアプローチを取っていました。Windowsの場合、FTP転送機能までブラウザに取り込みました(^^;;; プロバイダ側も、HPに使えるさまざまなツール、カウンタ、日記機能、BBS機能などなど、用意されました。

そして、ウェブログとう形式のHPに到達した段階で、ごく一般的な、HPエディタさえ使うのが面倒なユーザー層でも簡単に見栄えのよいHPが作られるようになってしまいました。多少、タグ打ちに逆行する部分もありますが、Webメールの感覚でHPが作れる、しかも、自分のサイト内のリンク管理は自動的に行われる。カテゴリ分けも、日付ごとのバックナンバー管理も自動です。

そして他人のウェブログが気に入った。連絡がとりたいというときに、相手のHPに自分のHPリンクをもぐりこませることができるという、画期的な仕組みまで準備されました。それがトラックバックです。

相手の気に入った記事をリンク、引用で取り上げ、その旨はトラックバックで連絡する。その段階で相互リンクが完成してしまうのです。

勝手にもぐりこませられるからこそ、私の場合、その運用は慎重に行っています。少なくとも、ウェブログ全体でどのような記事が展開されているのかくらいは確認します。ブロガーのプロフィールも確認します。そして、私として何らかの意見、感想が芽生えたときに、記事を引用、リンクした上で、謹んでトラックバックを送信させていただいてます。

ただし、トラックバックのやりとりというのは、意外と冷めたやり取りだというイメージもあります。似ている記事に無分別に送信されているケースも散見します。ブログに対してブログのサイトから「相互リンクをお願いします」という、意味不明なコメントを残す人も見られます(^^;;;

いま、爆発的にウェブログサイトが増殖している段階のはずです。ユーザー数など調べてないので実際にはわかりませんが。単なる掲示板とも、日記サイトとも違うものとして、ウェブログでのルールというのは、だんだんと固まっていくのでしょう。

※開いたネット。閉じたSNS。閉じた究極がLINE。開いたのがふつうのHP。TwitterやFacebookはその中間。さまざまなサービスがオープンとクロースのバランスを試行錯誤していきます。なお、当ブログのようにトラックバック受付を閉じてる場合は、簡単に相互リンクできないですね。(2014/05/05追記)

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