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2004年9月 9日 (木)

お金が足りるなら保険はいらない

先日、「独立開業したいサラリーマンのための年金・社会保険の知恵」というブログを見つけまして、感想を書き、トラックバックを送信しました。

そのトラックバック送信先にて、水先案内人さんからコメントをいただきました

コメントを読んで、水先案内人さんの意図がより深くわかりました。それを踏まえて、改めて私の終身保険に関する意見を書こうと思います。

水先案内人さんは、次のように語られています(引用させていただきます)。

終身保険の場合、収入から出せる保険料から考えてせいぜい保険金額が数百万円ぐらいで、その程度であればそれを預金などで貯蓄し、遺された家族が十分暮らしていけるだけの保障は掛け捨ての保険だけでまかなったほうがよいのではないかなと。

この部分を読んで、実際には保険の利用法のキモを理解されているのだな、と感じました。また、保険金と保険料の関係をシビアに見つめており、保険料をなるべく少なくしたいと考えたときに、終身保険のメリットは低い、という結論になったのだな、と思いました。

以前、当ブログで「故人の預金は自分の葬式代に使えない」という趣旨の記事を書きました。だから保険を利用しましょうという結論でした。

もちろん、ファイナンスに関する解答はさまざまです。私どもが生保募集人として終身保険を提案するケースでも、それが正しいのかどうかは、家族の事情をより詳しく聞かないと判断できません。

葬式代を預貯金でまかなう場合は、上記リンクのとおり、遺産分割が終了するまで使えないという問題が出てきますので、贈与によりあらかじめ推定遺族に葬式代を渡しておくという手があります。

しかし、葬式が行える金額の贈与が済む前に亡くなることもあり得ます。もっとも、この心配も遺族の生活費としての定期保険が掛けられいるのであれば杞憂に終わるのですが。

保険は健康なうちに、若いうちに契約すれば、その分割安な保険料になります。そしていずれ、人は死にます。しかもいつ死ぬかわからず、一度病気になってしまうと、その後に保険にはなかなか入りにくいのが実情です。

終身保険を、保険金と保険料の関係で判断すれば、あまりメリットを感じないという気持ちはわかります。私どもは、定期保険は満期が来ると解約払戻金がゼロになり、保障も終了するのに対して、終身保険は保障が途切れないことをメリットとして説明しています。

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