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2004年12月30日 (木)

商品先物との付き合い方

今年は後半より本格的に証券仲介業をスタートし、保険営業と投信販売の両方に、直接かかわれる身となったわけです。

実は、そうなる直前のマイブームとして、商品先物取引にどっぷりハマッていた時期がありました。

今後、生保と投資の両方にかかわることになった身としては、商品先物投機からは足を洗ったほうがよいだろう、という結論になりました。商品先物をウォッチしている余裕などない、ほかに勉強することがいっぱいある、というふうに思うようにもなりました。

お金を口座に入れたままにしておいたので、引き出そうとしたのですが。

先物会社のシステムは、29日から止まっていました(^^;;;

っていうか、カレンダーどおりの御用納めでしっかり終了するとは、いい身分だなおい、とか思ってしまいます。

商品先物取引は、年明けより、本格的に手数料自由化に踏み切ります。いくつかの先物取引員からは、新年度以降の新しい手数料体系が発表になっています。ただ、実際にはオンライントレードでの手数料自由化が済んでおり、大勢に影響がない、という雰囲気があるようです。

しばらくの間、商品先物取引をしてみた感想は、商品先物取引は証券投資よりも数十倍は資金に余裕を持った人向けの資産運用法だ、ということです。

株式投資では、数週間かけて株価が20%~30%程度上昇するだけでも、多くの人が喜んでいると思います。商品先物取引の場合、レバレッジの高いものばかりで、例えばガソリンの価格が100円動くだけで、1枚あたり1万円の儲けが出てしまいます。差益決済で10万円が11万円になるのに、ほんの数分ということもあるのです。

※私がガソリンを建てていたときは、ガソリン1枚10万5000円でした。

商品先物取引の場合、2日連続ストップ高安になると、資金が倍に増えます。しかし、逆に動くと、すぐ追証が必要になります。もっとも、追証にならないように、あらかじめ多めの資金を預けておくこともできます。

多めの資金、これが重要です。例えば、100万円の資金で、建てる枚数は1枚に限定する。ガソリンが2000円逆に動いて、20万円の損が出る。そのときの通算は80万円です。マイナス20%の損失です。

500万円の元本で1枚だけ建てる。ガソリンが2000円逆に動いて、20万円の損が出る。でも、そのときの通算は480万円です。このときは4%の損失になります。

ガソリンが2000円動くのは、ストップ高安制限が700円の場合、最短で3日かかります。その日程で、どの程度の資金の増減が許容範囲なのかは、個人ごとに異なるでしょう。3日で20%まで許容できるか、4%まで許容できるか?

このように、単純に資金を増やし、建てる枚数を節制できれば、怖いと言われる商品先物取引でもリスクコントロールができるのです。

商品先物取引は、資金にも時間にも余裕がある人向けの運用方法であり、他にやるべきことがある人が、片手間に手掛けてはいけないものなのだと、改めて思います。


※一部表現を改めました。(2014/05/11追記)

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