3/14-18:上伸するための下落か?
3月第3週の週足は、日経平均が下ヒゲが長めの陰線。TOPIXが、始値と終値の差がたった0.04ポイントしかない、ほぼ十字線となりました。明らかに市場がどちらに動くか迷っています。
2005年3月14日~18日の株価変動は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 11,947.29 | 11,955.29 | 11,754.98 | 11,879.81 |
TOPIX | 1,203.30 | 1,204.36 | 1,189.45 | 1,203.26 |
・日足の状況
日経平均は、なんと2週連続の陰線陰線陽線陰線陽線となりました。木曜日にはついに11700円台まで沈みましたが、金曜日の午前中の上昇で11800円台に戻りました。
TOPIXも月曜火曜が陰線でしたが、残りは陽線が続きました。1200ポイント台にとどまっており、ローソク足の並びもTOPIXのほうがよい印象が強いです。
・週移動平均線との位置関係
どちらの指数とも上から、現在値、13週線、52週線、26週線の位置関係はまだ変わりません。各平均線の右上がり傾向がより強くなりつつあります。
・3月第4週の楽観的シナリオ
どちらの指数も、25日移動平均線近辺が下値の目安として働いているように見えます。17日木曜日までの下げがよい押し目となり、上昇に向かうでしょう。日経平均はいよいよ12000円台へ突入。TOPIXは1200へ定着する動きになりそうです。
・悲観的シナリオ
25日移動平均線を割り込むようなこともありえます。日経平均なら11750円前後、TOPIXなら1180ポイント前後でのもみ合いになるかもしれません。
・楽観と悲観の割合予想
3月期末決算銘柄の権利付売買最終日が25日と迫っており、それまでは各社の増配報道などに一喜一憂することになりそうです。6対4の割合で楽観的シナリオ有利と見ます。
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