« 保険の理解が深まれば選択も変わるだろう | トップページ | 5/23-27:迷い続ける相場はいつまで続く? »

2005年5月26日 (木)

3Kは何事にも重要だ

みなさん、杉村富生さんという方をご存知ですか?

上の本はあくまで最新刊です。杉村さんはラジオ日経の「ファイナンシャルボックス」に出演されている経済&株式評論家です。そのラジオの中で、「株式投資に必要なのは3Kです」ということをおっしゃってます。

1分程度のコメントにピピピとひびいたので少々調べてみました。

3Kと聞いて、普通に思いつくのは労働条件の話です。KKならプロ野球の桑田、清原。KKKなら別な怪しい話題になりますが(^^;;;

ガテンという言葉で、多少は魅力的なイメージを作ろうとしていますが、それでも「きつい」「汚い」「危険」な職業というのは敬遠されがちです。1990年代、若者が3K労働になかなか付かないということで問題になったと記憶しています。

3K労働の定義によると、「一般的には建設・土木、ゴミ処理などの肉体労働や、警察官や看護師、介護士など勤務・労働条件の厳しい職業を指します。」 とのことです。これらは、非常に重要な仕事ばかりじゃないですか。3K労働をされている方はやっぱり大事です。

杉村さんの3Kに戻りますが、曰く、株式投資の3Kとは、

基礎(Kiso)を学ぶ
記事(Kiji)の裏を読む
人の話を聞く(Kiku)

の3つだそうです。株式投資の基本的なルール、売買の仕方など、基礎をしっかり学ぶのはもちろん重要です。そして、売買にあたり、新聞記事を参考にするでしょうが、その記事の深く、裏を読むのが大切です。最後に、人の話を聞くのもよいとのこと。「聞く」だけ動詞なのは謎ですが(^^;;; 成功している人の話を多く聞いて、納得できるものは取り入れてみればよいのではないでしょうか?

杉村富生さんという人は、株式評論家としてそこそこ名前だけは存じてました。ただ、これまで著書などには本屋でちらっとしか見たことがなく、どのような考えの持ち主か知りませんでした。でも、ラジオより本人の言葉で3Kが大切だ、という話を聞いたとき、非常に納得してしまいました。

ふと、他にも使えないのだろうか? と考えました。例えば、保険に関してです。

ほとんどそのまま使えます。保険は、基礎を学んでおかないと、どの保険に契約すればよいかわかりません。また、必要以上に保険に入ってしまう危険もあります。保険も、基礎を学ぶのは重要です。

記事の裏を読む。記事は要するにパンフレットかもしれません。そこに書かれている「1回の入院平均日数は37.9日」とか、「老後にゆとりのある生活をするためには夫婦で月間37.3万円の生活費が必要」なんていうデータは、確かに重要ですが、あくまで統計データであり、その数字を使う意味を考える必要がありそうです。

人の話を聞く。しかも、保険に関しては、複数の人の話を聞いてみる、という人はなかなかいないような気がします。実際には重要です。私には私なりの保険設計手法がありますが、他の人にもそれなりのポリシーがあります。ただ、話を聞くと契約を無理強いされるというか、そういうイメージの強い営業をされる、という話をたくさん聞くのも事実です。あまり恐れたりせず、人の話を聞いてみてもよいと思います。

そんなわけで、保険でもやっぱり3Kは当てはまります。結論としては、何事にも3Kはとっても大切だ、ということになります。


※リンクを整理し、下記に追加しました。(2014/05/22追記)

杉村富生 兜町ワールド

生命保険文化センター:> ひと目でわかる生活設計情報 > リスクに備えるための生活設計 > 病気・ケガ > 入院した場合、入院日数は何日くらい?
生命保険文化センター:> ひと目でわかる生活設計情報 > リスクに備えるための生活設計 > 老後 > 老後の生活費はいくらくらい必要と考える?

« 保険の理解が深まれば選択も変わるだろう | トップページ | 5/23-27:迷い続ける相場はいつまで続く? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

FPよもやま話:リスクマネジメント」カテゴリの記事

FPよもやま話:金融資産運用」カテゴリの記事

旬な書籍など

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。