6/6-10:上値の重さ変わらず先行き不安も継続
6月第1週の日経平均、およびTOPIXはともに週足で陽線でした。日経平均はこれで3週連続の陽線。TOPIXも2週連続の陽線でした。ただし、TOPIXのほうでも13週移動平均線と26週移動平均線のデッドクロスが間近になっており、楽観視はできません。
2005年6月6日~10日の株価変動は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 11,232.65 | 11,331.37 | 11,148.36 | 11,304.23 |
TOPIX | 1,143.29 | 1,150.82 | 1,137.60 | 1,148.97 |
・日足の状況
日経平均、TOPIXともに「陽線陰線陽線陰線陽線」となりました。全体的には方向感が定まらない展開だったといえます。ただ、日経平均、TOPIXともに10日金曜日に週の高値を付けており、先高感を感じます。
・週移動平均線との位置関係
日経平均の平均線でデッドクロスが起きました。
日経平均は26週移動平均、13週移動平均、10日終値、52週移動平均の順番です。
TOPIXは、いまだ13週移動平均、26週移動平均、10日終値、52週移動平均の順番です。
・6月第2週の楽観的シナリオ
週足レベルでは上昇トレンドを描いているように見え、13週、26週移動平均線を比較的簡単に突破するかもしれません。日経平均では11430円前後、TOPIXでは1160ポイント前後を期待できるでしょう。
・悲観的シナリオ
引き続き、13週移動平均線が下落度合いを強めており、ここを意識した値動きになるかもしれません。13週線を突破できない場合、日経平均は再び11200円台を、TOPIXなら1130ポイント台を割り込むこともありえます。
・楽観と悲観の割合予想
6対4で悲観的シナリオ有利と見ます。13週線が右下がりである以上、楽観に転ずるには各平均線を上抜ける上昇が必要です。
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