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2005年7月 4日 (月)

若貴雑感

先ほどは相続の話として難しい話にしたつもりでしたが、まとめサイトに取り上げていただいたので、もう少しライトに花田勝氏と貴乃花親方について考えたことを書いてみます。

貴乃花親方は、第65代横綱です。横綱在位は49場所。優勝回数は22回。その功績により、一代年寄として四股名にて親方を名乗る資格を得ました。

花田勝氏は、第66代横綱若乃花で、いまのところ最後の日本人横綱です。横綱在位は11場所、優勝回数は5回。明らかに実績としては弟に劣ります。

相撲界、相撲協会は弱肉強食の世界です。番付が上のものは、下のものをこき使える世界です。したがって、勝氏は弟に、かなり引け目を感じます。よって、相撲協会を出て行ったのだと思われます。

弟は相撲協会に残って、父の部屋を継承しました。名前こそ貴乃花部屋に変わりましたが、初代若乃花が起こした二子山部屋に違いありません。

相撲の世界は歴史と格式と伝統を重んじ、それをしっかり守っているように見えます。また、それを守る決意をした力士OBが親方となり、協会に残り、後進を育ているのです。

花田勝氏は現在、タレントやテレビ解説などをしつつ、多少は相撲界とつながりをもっているようですが、相撲協会を辞めた人には違いありません。したがって、相撲に関する財産を相続する気は、最初からなかったのではないかと思えます。最新の報道では、相撲協会を退職するときに、父親との話し合いで相続放棄を行うことを決めていた、とのことです。

一方、父親がまだまだ相撲協会の要職にいたことが、むしろ貴乃花親方の立場を難しくしたように思います。花田勝氏は純粋に親子としての振る舞い、貴乃花親方は相撲協会員としての振る舞いであると考えれば、今回のすれ違いは納得できます。

相撲部屋を守るのは貴乃花親方に違いありません。ただ、貴乃花は積極的に情報発信するという方針に転じたことで、憶測でものを話しすぎただけなのではないか、とも思えます。

兄弟がもう少し、素直に男同士の話し合いが出来ていたなら、今回のような騒動にはならなかったのではないかと思います。


※下記にリンクを追加します。ウィキペディアや、そのほか検索結果を読み込むと、さらに深い事情が垣間見えます。(2014/05/26追記)

ウィキペディア:若乃花幹士 (初代)(若貴兄弟のおじ)
ウィキペディア:貴ノ花利彰(父)
ウィキペディア:藤田紀子(母)
ウィキペディア:花田虎上(兄)
ウィキペディア:貴乃花光司(弟)

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