損切りは完全撤退ではない
投資の世界では、失敗したと思ったら損切りしなさい、と教える人たちがけっこういます。
少々の失敗であるならば、早めに一時退散しておけば、次のチャンスを探すことができるという理屈です。
これはすなわち、明るい未来を夢見た損切りであり、投資からの完全撤退を意味するわけではありません。
ところで、いじめられたから死ぬ、辛いから死ぬ、罪を償うために死ぬなど、自殺者のニュースが絶えません。
目先、悪いことばかりだからといって、将来まで、ずっと悪いことが続くのでしょうか?
粘り強く、コツコツと、自分の信念を貫けるなら、いずれは良いことがめぐってくるはずです。
環境が悪いことに関して、損切りは確かに必要です。この場合は現実逃避にとどめるべきです。人生からの完全撤退を考えるべきではありません。
耐えることを覚えて。我慢することを覚えて。時には逃げてしまってもかまわないですが、死んでしまおうなんてことを簡単に考えないようにしてほしいものです。
【参考記事】
イザ!:【コラム・断】イジメは無くならない
« フィギュアGP:女子は中野が2位 | トップページ | 11/6-10:株価上昇への正念場か? »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 履修計画:春期卒業論文本指導申込を済ませました(2021.01.16)
- 年末の歌番組を総括する(2021.01.07)
- 新年のご挨拶・2021年(令和3年)(2021.01.01)
- 波乱の2020年の終盤に日経平均が今世紀高値更新(2020.12.29)
- 2年ごとの恒例,野村総研の富裕層調査が出たところで富裕層の定義について深堀する(2020.12.22)