LDの生産終了
レコード&ターンテーブルは、ディスクジョッキーなど一部分野でいまだに生き残っていますが。
レーザーディスク(LD)は、その役割を完全に終えてしまったようです。
オリコン:LDの生産が全世界で終了。最終プレスは川中美幸
ヤフーニュース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070517-00000007-oric-ent
いや、むしろ2007年3月末まで、ソフトが生産されていたことをびっくりするべきですかね。
LDは、ディスクも大きめ(直径30cm)で、レコードでLPが普通だった時代なら違和感ないでしょうが、保存にスペースが必要な点、ビデオテープと比較して高機能であるものの、その分ソフトもハードも高価格だったことから、それほど大きなシェアはなかったように思います。
ただ、何人かの友人は、LDでアニメなど楽しんでましたね。ビデオデッキさえ持っていなかった当時の私としては、LDプレーヤー&ソフトは高値の花のアイテムでした。
ビデオデッキがある程度普及した1980年代以後、「次は絵の出るレコードだ」と、各社が躍起になって開発したのが、LDだったりVHDだったりしたわけです。
音楽分野ではCD(光学式ディスク)が既に普及し始めており、映像分野でも光学式ディスク機器がシェアを伸ばすのは、自然の流れだったのかもしれませんが、結果的に高級AV機器としてLDが圧勝しました。
CD&LDの普及が、コンシューマー向けAV機器において、その後の光学式ディスク前提の開発、すなわちDVDやら次世代光メディアへの道筋を作った点、評価されることでしょう。
【参考リンク】
ウィキペディア:レーザーディスク
ウィキペディア:VHD
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