6/18-22:いよいよ日経平均は年初来高値更新か?
6月第3週の株式市場は、おおむね堅調に推移しました。特に日経平均は安定して18000円台以上をキープしました。ザラ場での年初来高値まであと約3円と迫る場面もありました。
各インデックスの6月22日終値は、日経平均が18,188.63円、TOPIXが1,777.99ポイントでした。
2007年6月18日~22日の週足4本値は、以下の通りでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 18,127.41 | 18,297.00 | 18,092.36 | 18,188.63 |
TOPIX | 1,786.99 | 1,793.61 | 1,767.00 | 1,777.99 |
週足は、日経平均が陽線、TOPIXが陰線となりました。週足は異なりますが、両インデックスとも、前週と比較して高値、安値、終値のすべてが上昇しました。
TOPIXが週足陰線で終わったのは気がかりですが、現段階で株価は上昇傾向を維持しています。
・日足の状況
6月第3週の日足の並びは、インデックスごとに異なりました。
日経平均は、「陽線陽線陽線陽線陽線」でした。
TOPIXは、「陽線陰線陽線陽線陰線」となりました。
特に日経平均が連日の陽線で、前週より8営業日連続陽線となっています。出来高が20億株前後と安定していますが、出来高がさらに増える局面になればさらなる株価上昇が期待できそうです。
・週移動平均線との位置関係
6月第3週における、週足の各移動平均線の位置関係は、両インデックスともに次の順番となりました。
22日終値、13週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線
13週移動平均線と26週移動平均線の差が、まだそれほど大きくない点が気になりますが、現状の株価位置ならば13週線の上昇が目立つようになり、徐々に差が開いてくるでしょう。
・6月第4週の楽観的シナリオ
特に目立った経済環境の変化が見られないため、引き続き株価は上昇傾向で推移すると思われます。押し目を待つ人にとっては多少の下落は歓迎でしょう。日経平均はいよいよザラ場での年初来高値を越えて、18400円台が見られるかもしれません。一方TOPIXも2月以来の1800ポイント台となりそうです。
・悲観的シナリオ
日経平均と比較して、TOPIXの上昇がいまいちな点が気になります。ゆったりとした上昇傾向の中で、多少の下落には備えておくべきです。日経平均なら17900円割れ、TOPIXなら1760ポイント割れはあり得ます。
・楽観と悲観の割合予想
今週も6対4で楽観的シナリオ有利とします。日経平均が無事にザラ場での年初来高値を越えてくれば、その後の上昇傾向は安泰でしょう。年初来高値を越えられずに株価の天井感を感じられるようになったときのみ、注意が必要です。
・気になるニュース
ヤフーニュースより
「為替」 米株安にドル伸び悩む124.12円⇒123.76円/ユーロ・円最高値166.94円/ニューヨーク外国為替市場概況
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070623-00000001-fis-brf
※どんな経済状態でも、ライフプランを踏まえた投資が重要です。ご興味のある方はご連絡ください。