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2007年10月15日 (月)

プラチナカード・インビテーションの仮説

半年くらい前からいろいろと興味があり、プラチナカードのような高級といわれるクレジットカードをどのように入手するべきか調べています。

いきなり申し込めるプラチナカードもありますが、王道はやはり、ノーマルカードを使い込んで、ゴールドカードへの招待を受ける。そして、ゴールドカードを使い込んで、プラチナカードへの招待を受ける、ことなのでしょう。

では、クレジットカード会社は、どのような人を上級カードへ招待するのでしょうか?

私の場合、クレジットカードはほとんど1回払いでの利用です。リボ払いとか分割払いなどは極力使いません。

1回払い、そして2回払いまでなら、クレジットカードでの支払いは金利手数料がかからないことになっています。

仮に、20日締め日、翌月10日引落しのクレジットカードを利用しているとしましょう。

9月10日に1万円カード決済して、9月20日までにカード会社に決済情報が届き、翌月の10月10日に引き落とされた場合は、ちょうど1ヶ月間、1万円のお金を借りていたことになります。

一般的なキャッシングでの金利を18%だとするなら、この1ヶ月間の金利手数料は本来、150円となります。

   10000×0.18×(1/12)=150円(1ヶ月分) よって、1年では1800円

この年間1800円の金利、キャッシングならカード会社の収入ですが、クレジットの場合は発生しません。まぁ、クレジットの場合は決済機能を提供した店舗から手数料を取るのでしょうが。あくまでクレジットカード保有会員とカード会社との立場だけを考えてみます。

カード会社側から見れば、上記の本来の金利手数料相当分と、管理維持費などを考慮して、年会費を決めているはずです。ノーマルカードの場合、年間1万2600円とすれば、毎月1万円程度の利用ならば、その金利手数料は年会費で吸収できますし、余った年会費は別なサービスの原資にできるでしょう。

さて、会員がクレジットカードの利用に慣れてきて、決済額が毎月5万円ほどに増えたとしましょう。

   50000×0.18×(1/12)=750円(1ヶ月) よって、1年では9000円

ここまで来ると、カード会社としては、ノーマルカードの年会費ではかなりやりくりがきついです。よって、ゴールドカードへのご招待となります。

晴れてゴールドカードへの切り替えが済めば、年会費が27300円となります。もちろん、会員を納得させるために、カード会社はいろいろなサービスを付加します。

会員の収入が上がり、カードの利用額がさらに増えて、毎月12万円になったとしましょう。

   120000×0.18×(1/12)=1800円(1ヶ月) よって、1年では21600円

これくらいの金利手数料をカード会社が持つとなると、年会費27300円では割に合わないでしょう。よって、プラチナカードへのご招待となる。

会員がゴールドのステータスよりもプラチナのステータスに魅力を感じ、年会費10万5000円でもかまわない(1ヶ月換算8750円でしょ?)となれば、晴れてプラチナカードホルダーの誕生です。もちろん、カード会社も、さらなるサービスの充実を図り、会員を納得させるでしょう。双方が納得する年会費でバランスとれればいいのです。

以上の考察から、毎月の決済額がおおむね12万円、過去半年決済額が80万円を超えてくれば、会員期間などを考慮した上でインビテーション候補者になれるのではないか、と考えます。

仮に、毎月の決済額が約10万円、過去半年決済額が約60万円程度だとしても、カード会社の各種サービスをフル活用しているなら、年会費とそのサービス利用率をはかりにかけた上で、インビテーション候補者になるのでしょう。

海外で決済すれば、カード会社は為替リスクを負うはずです。カード利用での割引が使えるホテルやレストランの利用、テレホンサービスの利用など、利用頻度がポイント化され、年会費と比較されているのではないか、と。

ちなみに、年会費52500円の別な会社のプラチナカードがありますが、あれの場合はカード単独でリボ払いが利用できて、それを利用する会員が意外と多いのかな? それを想定して年会費が安めになっているのでしょう。

プラチナカードの、10万5000円の年会費が高いか正当かは、実際に利用する会員が決めるべきであり、高いと思うならノーマルカード、ゴールドカードへダウングレードすればよいだけです。その分、上級カードならではのサービスは受けられませんし、さらなる上級カードであろう、通称ブラックカードへの道も閉ざされることになります。

カード会社はイメージ戦略の一環として、ブラックカードをうまく利用し、プラチナカードを維持するモチベーションを高めることになるのでしょう。よほどの大富豪なら別ですが、ブラックカードにたどり着くには、プラチナカードでの利用実績を積むことが必須のはずです。これまで使った数式を使うなら、

   400000×0.18×(1/12)=6000円(1ヶ月) よって1年で72000円
   500000×0.18×(1/12)=7500円(1ヶ月) よって1年で90000円

となり、すなわち毎月の決済額が40万円~50万円以上、過去半年での決済額が250万円~300万円。これが最低ラインとなるのでしょう。これプラス、会員歴、サービス利用歴がカギとなるはずです。ブラックカードを目指すなら、日常すべてのサービスをその特定のカード会社のプラチナカードを利用するつもりでいるほうがよいのでしょう。もっとも、決済額がもっと多くなればなるほど、ご招待が早まる期待が高まるのは言うまでもありません。ただし、ブラックカードには空席が少なくかなり狭き門となっている、という噂もあるので、その点は注意すべきでしょう。

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