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2011年3月23日 (水)

失われる「当たり前」

3月11日以来、生活が一変しています。特に、電気の不足を実感する生活になるなんて、11日以前には想像できませんでした。

日々の電気の節約を徹底しています。テレビの待機電力を使わないよう、主電源を切るようになりました。パソコンのプリンタも、使わないことがわかっているときにはコンセントを抜いています。エアコンを極力使わないのは基本です。もうすぐ春先ですが、なるべく厚着をして過ごしてます。

それにしても、あらゆる経済活動の基本である、電気が本当に心配です。福島第一原発がなるべく早く収束することは本当に重要だと思います。そして、そのほか、地震や津波の被害を受けた火力発電所の復旧も大切です。

今回の事件を機会に、電力行政、電力政策など、大幅な見直しになるのでしょうが、ひとつ変わらないことは、電気を使わない生活は考えられない、ということでしょう。逆に、今回のような電力不足を経験すると、オール電化住宅のリスクも顕在化します。

電気があることが前提の生活スタイルになっていたものを、今一度、見直す必要がありそうです。

ほかにも、「当たり前」が失われています。

コンビニでは、空いた棚が目立ちます。流通が元通りになるまでは、もうしばらく時間がかかるようです。製油所の稼動が復活し、ガソリンや軽油の供給が戻れば、流通に関してはなんとかなるだろうと思ってます。

どのような経緯か不明ですが、東京都の金町浄水場で、基準値の倍もの放射性ヨウ素が検出されたそうです。特に乳児には飲ませないように、とのこと。あと、妊婦さんも胎児への影響を考慮すると飲んではいけないようです。

電気が不便なく使えるという当たり前が、

コンビニが近所にあれば買い物はほぼ困らないという当たり前が、

飲み水は安全だという当たり前が、

ことごとく、失われています。

もちろん、実際に地震と津波で被災され、家を失い避難所などで暮らしている人と比べたら、もしかしたらささいなことかもしれません。

今後は、もっと、当たり前だと思っていたことが、当たり前でなく、再考せねばならなくなるのかもしれません。

東日本の復興を考えたら、増税は必須でしょう。

社会保障のレベルも現状でよいのか、あまりに手厚い部分を縮小することもありうるでしょう。

今後、社会がどのように変化していくのか、そして、どのようにその変化に関わっていくべきか、考えなければなりません。

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