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2014年7月25日 (金)

経済的自由を得るのに重要なのはローコストとインカムゲイン

自分自身のお金の巡りをよくするための鉄板法則は次のとおりです。

財産 = 収入 - 支出 + (財産 × 利回り期待値)

よって、財産を増やしてくためには、

収入を増やし、

支出を減らし、

利回り期待値を上げる。

以上を満遍なくやればいいというわけです。

そして、これについて2時間話すことができればセミナーが成り立つわけですけど。そこは将来の課題として。

少々ややこしい話をします。いわゆる経済的自由についての話です。

財産 = 収入 - 支出 + (財産 × 利回り期待値)

ここでの収入は、基本的に労働収入になります。他人に雇われ得られる給料、もしくは請負などで仕事が無事に済んだときに得られる対価の話です。この収入を増やすためには、個人の信頼感を高めて雇用を切られないようにするとか、仕事のクオリティを高くして単価を上げていくなどの必要があります。

支出は、私用、事業用支出など、個人事業の場合はごちゃ混ぜでしょう。ここを見直すには、実際に使ったお金が消費なのか投資なのか浪費なのかを分析し、浪費癖があれば自覚して削り、固定費が過大であれば代替品の入れ替えを考えるなどの対策が必要です。

収入が支出を安定的に上回る状況を作ったら、いよいよ利回りのよい財産を買うことになります。

財産は、金融商品でも、現物不動産でもいいでしょうが、資金が少ないうちは金融資産が無難でしょう。

ここで、よく考えなければいけないのは、財産を買うときには、インカムゲインを重視するべきだということです。

個人で確定申告をされる人はご存知でしょうが、財産を売却したときに得られるキャピタルゲインと、財産を保有している最中に得られるインカムゲインは、収入としては別物として扱われています。

キャピタルゲインは、譲渡所得。

インカムゲインは、金融商品ならば配当所得、不動産ならば不動産所得です。

配当所得、不動産所得は、総合課税が可能です。給与所得のみの人はピンと来ないでしょうが、事業を行っていて事業所得が赤字の場合、配当所得や不動産所得で赤字を相殺することができるのです。どういうことか。総合課税において総所得が減らせる、ということです。

まぁ、以上のような仕組みなので、運用でイッパツ当てた人がセミナー事業を始めるってのは、実は自然な流れなのです。収入を増やし、利回り期待値も上げることを同時にやるという理にもかなってます。

以上をふまえた上で、経済的自由って結局なんでしょうか、と考えてみます。

私自身は、自信をもって経済的自由を得たと宣言するには、利回り期待値のうち、インカムゲイン相当分が、かなりの余裕をもって全支出を上回る必要があるのだろうな、と思っています。勤労収入がゼロであっても、もしくは事業がかなりの赤字であっても、財産全体が着実に増えているのが理想です。

大事なことなので繰り返します。

全支出が、インカムゲインのみでまかなえる。そして、仮にインカム以外の収入がゼロだとしても、キャピタルゲインもしくは含み益の影響も加味して財産全体の増加傾向が安定的であること。これが経済的自由だと思います。

つまり、経済的自由を実現するためには、購入すべき財産はしっかりとインカムゲインを稼ぐものである必要がありますし、インカムゲインのみで生活できる節制を身につける必要がある、ということです。

矛盾するようですが、自由を得るためには節制が必要なのです。

人によっては、この矛盾に苦しむことになります。収入が増えると支出が増えてしまうタイプの人はまさにそうでしょう。

経済的自由を得るには、自分にとっての身の丈の支出を知り、それを賄うためのインカムゲインを得られるよう計画的に財産を積み上げていく必要がある、ということなのでしょう。

多くの人が、金融資産運用ではキャピタルゲインを得られるよう、いろいろと努力をしているようです。資金を増やすには多少の売買は必要ですから、キャピタルゲインを得るための行動は否定しません。が、もうすこしインカムゲインに注目が集まってもいいんじゃないかな、と普段から思ってます。

(つらつら書きすぎて、言いたいことを盛り込みすぎた気がしました)

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