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2014年8月 7日 (木)

「君はどう思う?」に一瞬で答えてもそれが他人に響くのかが不安

久しぶりに、齋藤孝氏の本を読みました。

「君はどう思う?」に、一瞬で答える力
5日間で「自分の考え」をつくる本 齋藤孝 著

「自分の考え」を持つことは、あらゆるコミュニケーションにおいて欠かせない。
レビューは旧来は評論家の仕事だったが、今ではごく普通の人たちがSNSや通販サイトで自分の考えを表明している。
そして、自分の考えを表明することの重要度は、今後ますます増していくことだろう。
さらに一歩進めて、「自分の考え」を表明し、自分や周囲を動かす、そこに至れるように頑張ってみよう。

と、齋藤氏はおっしゃってます。

そして、本書では、短期間で「自分の考え」を持てる人間になるための、5日間のカリキュラムが設定されてます。

カリキュラムの内容についてですが、目次を引用すると次のとおりです。

1日目 レビューで思考力を高める
2日目 考えるワザを習得する基本セット
3日目 行動の習慣を変える
4日目 「自分の考え」を深める読書術
5日目 意思決定が早くなる「思考術」

正直な話、目次項目をそのまま抜き出すと少々意味がわかりません。本書の「はじめに」に書かれている5日間の日程を引用したほうがよさそうです。

1日目にブログやSNS、ネット上に書評を書いて勘を養う
2日目に偉大な先人たちが生み出した思考パターンを学ぶ
3日目に生活習慣を見直すことで考える体質を作る
4日目に読書によって素養と話題を味方につける
5日目に満を持して意思決定に挑む

いやいや、やっぱりわからないんですけど(・_・;;; 特に3日目が意味不明。

これ、もしかして順番が違うのではないか、という気がしてきました。

まず、読書によっていろいろな人の考え方や語彙を蓄える。
次に、どんな言葉を使えば相手の関心を引くかを考える。ただし「バカ」とか「シネ」とか誹謗中傷は論外。
さらに、思考法を学ぶ。
学んだ思考法を駆使して、レビューを書いてみる。
書き慣れるまでレビューを続けて、最終的には自分の行動に反映させる。

もちろん、レビューそのものはどのような思考レベルの人でもまずやってみること、繰り返すことが重要ですけど。
なので、とにかくレビューを書き慣れるのが重要で、その後、思考法を学んだり、語彙や知識を増やすために読書料を増やすのは平行して行うべきことなのでしょう。

結局のところ、読書をいっぱいして知識や語彙を身につけて、いろいろな思考パターンを身につけて、深く考える習慣を身につけて、最終的には自分の考えに沿った行動をできるようになるのが重要だ、ということかと思いました。

自分で行動することは確かに重要です。一方で「自分の考え」を他人から求められるケースが少々心配です。

他人もそれなりに知識がある場合、ワナを仕掛けてくるかもしれません。
逆に、意見などどうでもよくて、同意してほしいだけかもしれません。

私自身は、あまり「自分の考え」ってものは、持っていたとしてもあまり表現してこなかった気がするので、今後は本書を参考にして、もう少し「自分の考え」を表現することを訓練してみようかな、と思ってます。

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