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2014年8月24日 (日)

ロングホールドだからこそ、配当や分配がほしい

長期投資という言葉を聞くと

一度購入したら、永遠と保有しなければならない

と思い込んでしまいがちですが、これは誤解です。

債券であれば満期があるので、永遠と持ち続けるのは不可能です。

では、株式はどうでしょう?

こちらは、「何を目的に」購入したのかによります。その前提次第で長期保有になるか短期保有になるのかが変わります。

私たちが普通、長期投資という場合、特定のアセットを保有し続けることを指しますが、それを構成する個別の金融商品、すなわち株式や投資信託は実際には回転売買しているものなのです。

投資信託であれば、運用会社によって中身を構成する銘柄が入れ替えられますから、特にコストなど問題がなければ長期保有が可能です。

個別株でポートフォリオ運用を行う場合は、投資会社がやっているようなことを自分でやらねばなりません。

つまり、自分で銘柄を選択する基準を作り、基準のとおりに定期的に購入し、基準から外れてきた銘柄は適宜売却する。

長期運用、だけど定期に売却し買いなおすことを繰り返す。この勘所はやはり、運用を続けていくうちに体得しないといけないものなのでしょう。

なので、この売買を覚えるのが面倒な人は、最初から投資信託にするべきですし、できれば最初からインデックス型投資信託を手がけるべきです。

ここで、もうひとつありがちな疑問について考えます。長期運用をやめるタイミングはあるのか? という点です。

私は、運用はやめる必要ない、という考えを持っています。

ただ、運用して増えた財産は、いつか、現金化して自分の生活のため、目標のために使うときがくるはずです。

ある意味では、そのときが運用をやめるタイミングですが、だからといって全財産の運用をやめる必要はありません。

自分が使うのに必要な金額だけ、現金化すればいいのです。残った部分は引き続き運用すればいいのです。

この、「必要な部分だけ現金化したい」を、個別の金融商品の一部を売却することで解決するのもいいですが、人によってはそれも面倒に思うかもしれません。大きな金額ならば思い切れるでしょうが、たとえば毎月の生活費分を売却したいなどの場合は、毎月売却の手続きをせねばなりません。

こんな、毎月現金を得たい、というニーズにぴったりハマったのが、いわゆる毎月分配型投資信託です。

そういう明確な理由がある場合には、毎月分配型投資信託を利用するべきです。

毎月引き出す必要がない場合は、毎月分配型投資信託を利用する必要はありません。

また、売買手続きのコストを減らしたいなどの理由で、戦略的に配当や分配金を受け取り、適宜手元の現金を確保する場合もあります。

運用の目的は人それぞれですから、その目的に合った金融商品を選び、運用を設計せねばならないのです。

長期投資では、ただでさえ長期間、資金が固定されます。自分で売買していざというときの現金をコントロールするのもいいですが、分配金、株式であれば配当金の受け取りも、うまく活用すれば無駄な売買を減らすこともできるといいうわけです。

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