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2014年11月14日 (金)

銀行員のようにお金を大切に扱うのが蓄財の第一歩

いざ、自分が本格出版を目指そうとなると、やはり他の人が何を語っているのかが気になります。

というわけで、前回のブログで「自分が今後書く話題」について、触れることさえ忘れていた「書評」も、たまにはしていきたいと思っています。大きく「金融資産運用に関する話」に含まれる場合が多そうです。

長岐隆弘さんの「銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ」を読みました。

長岐さんのこの本はたしかに松尾昭仁さんの企画協力になってますけど、元々は不動産投資に関する著書をお持ちの方です。おそらく、元銀行員であり、その銀行員がいかにお金を大切に扱っているのか、といったあたりの話を掘り起こされるきっかけがあったのだろうな、と推測します。

本書には、銀行員がふだんどのようにお金に接しているのか、コネタが満載です。

自分のお金はもちろん、普段は業務で他人のお金を扱っているのですから、当然、自己管理が徹底されます。

支店の業務の終了後に、1円単位でも計算が狂えば、部屋中を探し回り、ゴミ箱まであさる、なんて話はこっけいにも思えます。1円単位ならば査定に響くだけだそうですが。

その1円を間違わぬように、自分のサイフは札用、小銭用、レシート用と3種類になっている。そして自分がいくら持っているかを把握している。飲み会で小銭を抜き取るイタズラ、かなりきわどいイタズラですけど、そうされても翌日「250円足りないんだけど」と聞いて回る様子は、脅威すら感じます。

本書に出てくる話の中で、一般の人がまずまねしてほしいと思ったのは、次のくだりです。

・自分の貯蓄額や財産を把握する。
・生活スタイルを質素に保つ。
・昇給しても生活スタイルを変えず、あまったお金を運用に回す。

ぜいたくを始めるのは、運用からのキャッシュフローができてからでもいいんじゃないかな? と思います。

私とは意見の異なる部分もあります。特に第1章。

株式投資で天底を捉えるのは難しい、という点はそのとおりです。
投資信託は手数料が高いばかりである、という点もそのとおりです。
分散投資はこれから蓄財する人には無意味、という点もそのとおりです。

ですが、私自身は株式投資も投資信託も分散投資も、非常に重要だと思います。やり方次第です。

本書は元銀行員である長岐さんが、不動産投資を始める前の準備として、お金に関して知ってほしいことをまとめた1冊なのかな? と思いました。

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