« 日経平均株価が15年ぶり高値圏だとしても必要なら買えばいい | トップページ | 学問とは。そして、作文や感想文と大学でのレポートの違いとは »

2015年3月 9日 (月)

動画前提のWebデザインの時代

2015年3月8日。東京テクニカルカレッジで行われた、「Web動画クリエイター科新設記念 講演会」にて、知り合いの木村博史さんが講演をするというので、参加してきました。

実は木村さん、私が参加している著者養成スクール主催者である、ネクストサービスと、かなり深いビジネスパートナーを勤めておられます。そして、その木村さん、ソーテック社から刊行されたYoutube本の著者なのです。

この本がご縁で、今回の講演会の講師としての白羽の矢が立ったとのことです。

さて、講演を聴いて、自分でも感慨深い部分があったので思い出話も込みでしてみます。

私は実は、1994年くらいから1999年くらいまで、「ザ・ウィンドウズ」というパソコン雑誌の編集者で、当時のPCの最先端事情を取材する側でした。

Windows3.1~Windows95~WindowsNT~Windows98~Windows2000、くらいのころでしょうか?

当時のパソコン動画といえば、Video for Windowsがいいのか? RealVideoがいいのかが議論され、動画編集ソフトはAdobe Premiereで決まりだよね、みたいな時代でした。

動画の大きさは、180×120ピクセルからスタートし、パソコンのCPU、Pentiumがパワーアップされたり、メモリが強化されたりしていくに従い、徐々に動画サイズがでかくなりました。

が、当時はなんといっても、動画を扱うのは作業が重くて、時間がかかり、非常につらい、という記憶しかありません。

通信速度も、当時はまだモデムでの通信が一般的で、ISDNを利用できれば最先端。光通信は高値の華、しかもADSLが登場するのはさらにしばらく先でしたから、動画のやり取りなどをネットを通じて行うのはもってのほかでした。

木村さんも講演で、「1分の動画をダウンロードするのに30分以上かけていた」という話をされていました。本当に懐かしい話です。

それが今や、スマートフォンやタブレットで簡単に動画撮影し、アプリで簡単に編集し、高速通信を使ってあっという間にYoutubeにアップロードでき、それを多くの人が見ている時代です。

昔は動画を作ることに技術が必要でした。そんな時代は終わり、いよいよ動画をいかに活用するか、の時代になったということです。

もちろん、テレビの業界では当たり前の作法やテクニックなどもあるのでしょうが、別に業務用の録画機材など必要ないジャンルがいっぱいあります。

東京テクニカルカレッジでは、「Web動画クリエイター科」を2016年4月(つまり来年)より新設するとのことです。

これは、今や一般の人がテレビでなく、スマホ画面で動画を見ることが増えており、今後ますます、Youtubeを筆頭にWebからの動画配信が重要になる、という見立てを元に新設する学科だそうです。

ダラダラと文章で説明するのではなく、動画で簡潔に紹介する。

昔はテレビ、新聞、雑誌、リアルイベントでの告知からWebに誘導するのが普通だったのが、今はWebで発信した情報を元に、リアルイベントやテレビ、ほかへ誘導できるようになっている。

さらには、Webでの動画の使われ方が変わっている。トップ画像だったり、背景だったり、デザインの一部だったりする。

動画の重要度が増すのなら、それを作る人材の重要度も増すのだろうし、それができる人を増やさなければならない。しかも、ある程度のクオリティのものを作れるようにならなければならない。

「Web動画クリエイター科」どのようなカリキュラムになるのかはまだ不明ですが、Web動画がもっと重要になる時代に見合った人材育成のための学科になりそうです。

【参考リンク】
専門学校 東京テクニカルカレッジ
インプリメント株式会社(木村博史さんが経営する会社)

« 日経平均株価が15年ぶり高値圏だとしても必要なら買えばいい | トップページ | 学問とは。そして、作文や感想文と大学でのレポートの違いとは »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

携帯・デジカメ」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

旬な書籍など

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。