日経平均が2万円にタッチ!
日本株2万円 その瞬間、拍手…そしてため息 http://t.co/9mzMVcqLpC
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2015, 4月 10
2015年4月10日の9時過ぎ、日経平均株価がついに2万円に到達しました。
ITバブルだった、2000年4月以来の大台到達です。
それにしても、野田政権の解散宣言時、日経平均は9000円台だったはずなんですよ。
安倍内閣発足の2012年12月26日の初値を調べると、10,131円22銭です。
ほぼ倍です。たったの約2年4ヶ月で。
もっとも、2013年5月までに一度、16,000円を伺おうかという勢いが止まった後、2014年10月くらいまではもたもたしていた印象があります。
2014年11月~12月ごろに18000円台を伺ったあと、2015年1月に少々下落気味な時期がありました。その後は堅調。ついに、2015年4月に20000円到達です。
日経平均2万円。さて、この株価、高いのでしょうか?
これから積立をゼロから始める人は、目をつぶって買わねばなりません。
アセットアロケーションにおいて、国内株式への偏りが見える人は、売ってリバランスする必要があるでしょう。
要するに、人それぞれです。株価はいつでも上がったり下がったりしますから、「今後どうなるか」について必要以上にこだわってはいけません。
あえて言えば、日経平均はたしかに2万円台に届き、15年ぶりの高値となっていますが、もう一つ、日本の代表的な株価指数のTOPIXのほうは、まだ2007年小泉郵政解散株高、リーマンショック以前のころを上回っていません。
早くから普通に積立投資をしたり、アセットアロケーションにより金融資産運用を始めていた人は、過去3年ほどの株高、円安で、かなり評価額が増えているのは確かでしょう。
今後も上がる保障はありません。が、これから始めるのなら、小口積立で少しずつ始めればいいでしょう。
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