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2015年11月25日 (水)

『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』によると悩みの原因はたった1つ

昨年秋以来、元自衛隊の臨床心理士である玉川真里さんと、交流させていただいています。

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元女性自衛官の臨床心理士が教える強い心の育て方(アメーバブログ)

その玉川さんが、このたび、下記のとおり書籍を出版しました。

Photo

玉川真里、『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』、2015年、サンマーク出版、本体1300円+税

私も、さっそく書店で見つけたので、読んでみました。

本書のもっとも重要な点は、次の一言につきます。

・ほとんどの人の悩み事の原因は、極端に言うとたった1つだけ。

では、その1つの原因とは何か。

「特定の他者」もしくは「特定の他者”集団”」からの評価や基準から生じている、とのこと。

私は、これは要するに他者からの有形無形のプレッシャーのことだと理解しました。

つまり、特定の他者からプレッシャーを受け、縛られて思いどおりに動けないことが悩みの唯一の原因であると。玉川さんはこの状態を「他人思考」と表現しています。

他人思考とは、他人の目を気にし、自分の基準ではなく他人の基準に従って生きることを言います。(p.3)

では、悩みを解決するにはどうするか? 玉川さんは、他人からのプレッシャーを基準にして生きることを辞めればいい、と説きます。

その(他人思考の)反対に、自分自身としっかり向き合い、他人に依存することなく自分自身の声や意見に従って生きるような考え方のことを「自分思考」と呼んでいます。(p.86、カッコ内は松本が追加)

つまり、他人思考をやめ、自分思考になれれば、悩みごとは解決する、とのことです。

では、自分思考になるさいに、注意すべきことはなんでしょうか・・・・・・、という具合に、話がどんどん深まっていきます。

いつもの知ってる玉川さんのなかの、非常に熱心でまじめな部分が、本書からにじみ出てくる感じがします。

玉川さんは、これまでのカウンセリングで、悩むことで死にそうになっている人を何人も助けてきたのだろうと思います。

もちろん、死ぬほどの悩みでないなら、他者からのプレッシャーに応える必要があるのではないか、とも思いますが。

でも、死にたいと思うほど本当につらいのなら、そしてその原因が他者思考ならば、自分思考に切り替えるべく、無力感と徹底的に向き合い、「あきらめ体験」、「底つき体験」をしてみたらどうだろうか、と玉川さんは問うています。

死にたいと思うほどの悩みがある、しんどい思いをしている人に、いい本なのではないかな、と思いました。

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