とってもわかりやすいマイナス金利の影響がぼちぼち
マイナス金利のサプライズが発表されて1週間が過ぎました。
債券関連の運用には、大きな影響が出ているようです。
個人向け国債の次回募集分の利回りは、10年もの、5年もの、3年もの、すべてが表面利率0.05%となりました。
普通預金の金利も軒並み低下。都市銀行の平均利回りは、0.025%です。
MMF購入受け付け 国内11社すべて停止 https://t.co/04P5RITE2M
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2016, 2月 5
上記のとおり、MMFの購入受付が、事実上完全に止まっています。
アセットアロケーション運用をする立場であれば、本来は低利回りに左右されずに、一定の割合の債券を保有し続けるべきです。
しかし、その原則を崩したくなるほどの低金利です。
国内債券のかわりに、海外債券、国内REIT、海外REITなどに振り向けたほうがよいような気がしてきました。
これまで、生活防衛資金は少なくとも定期預金もしくは個人向け国債で、というのがセオリーでした。
それをかたくなに続けてもいいのですが、今後さらに低金利が進み、口座管理手数料のような形の費用が増えてくるようですと、銀行にお金を残すことの是非も問わねばならない事態になるかもしれません。
とりあえずは、決済機能に使える普通預金にだけ、必要なお金だけ入れておけばいいのかな、と思ってます。
« 履修計画:放送授業英語RWの講義要綱をあっさりよんでサクっと登録 | トップページ | 履修計画:2月中旬を迎えての振り返りと今後の予定 »
「ニュース」カテゴリの記事
- 風呂なし物件を選ぶ若者がいたっていいじゃないか当人が幸せならば(2023.01.18)
- 成人の日に、改めて18歳成人と20歳の集いを考える(2023.01.09)
- サッカーW杯:メッシの悲願達成 アルゼンチン優勝(2022.12.21)
- W杯:日本ベスト8ならず、そしてベスト4が決まり大詰めへ(2022.12.11)
- サッカーW杯:日本がグループステージ突破(2022.12.03)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 風呂なし物件を選ぶ若者がいたっていいじゃないか当人が幸せならば(2023.01.18)
- 安倍晋三元首相の国葬儀について思ったこと(2022.09.29)
- 安倍晋三元首相、銃撃により死去(2022.07.08)
- 侮辱罪厳罰化スタート(2022.07.07)
- 新型コロナの死者数3万人突破は多いのか?(2022.05.16)
「FPよもやま話:金融資産運用」カテゴリの記事
- 久しぶりに投資の話(2022.01.22)
- 日経平均がついに3万円台に(2021.02.18)
- 経済的自由、ファイナンシャルフリーは本当に自由か?(2020.08.20)
- 相場が急落したらアセットアロケーションの基本に立ち返る(2020.03.13)
- 億り人をうらやむのか、具体的な目標にするのか(2019.12.19)