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2016年9月 3日 (土)

NISAを改良した積立NISAはインデックス投資家に受け入れられるか?

税制改正要望の資料の中に、面白い内容があったので紹介させていただきます。

最大のキモは、「現在のNISAは少額積立投資に向かない(と思われてる)ので新しいNISAを作ります」ってあたりでしょうか。

びっくりです\(^o^)/

もともと、NISAは非課税メリットがあるだけで、長期投資派には向かない制度設計であると言われていました。

非課税期間がたった5年であること。6年目は新たに投資するか時価でロールオーバーする必要があるが、それは長期投資のメリットを失っている、という意見が多いと感じます。

私自身も、現行NISAは、金融商品の売買を5年以内に完結させる訓練のための制度なのかな、と感じてました。

金融商品は、買って、売って、休む、それが重要だと思うからです。

長期投資とは、一度購入した同じ金融商品を未来永劫、永遠に保有し続けることである、と考えている人が多いように感じています。それは勘違いです。

定期的に銘柄入れ替えやリバランスなど、売買が必要です。それを訓練するのが、非課税期間5年という縛りなのかな、と、私は解釈しています。

また、投資は多額な金額がまとまらないとできない、という印象を持つ人が多いです。これも勘違いです。

NISA枠は今年、投資枠が年間120万円に増えましたが、これを全部使い切らねばならないわけではありません。むしろ、毎月1万円程度、年間12万円しか使わないとしても、非課税に関してはメリットがあるのです。

与えられた制度に対して、自分でどういうふうに使えばいいか、自分で考えればよいのです。

積立投資は多くの人にとって、最初に始めるべき金融資産運用です。それが非課税でできるようになればすばらしいことです。

しかし、現状のNISAでは、積立投資にはどうも向いていない、と金融庁もちゃんと認識しているようです。現行NISAをベースに、積立投資に適した「積立NISA」を新設することを提案しています。

積立NISAの概略は以下の通りです。
・非課税期間は20年。現行NISAの4倍。20年後のロールオーバーに関しては不明(なしを想定?)。
・年間投資額は60万円まで。現行NISAの半分。積立月額5万円に相当。
・投資対象は、長期分散積立に適した金融商品に限定。例:バランス型投信、否毎月分配投信
・投資手法は、定期定額積立に限定

ここまでがっつり決まっていれば、誰でもそれなりに効果のある投資ができますね(棒読み)。

もちろん、これは税制改正に向けた、まだ要望の段階ですから、これが本当に実現するかはわかりません。

そして、この新しい積立NISAに関して、いわゆるインデックス投資家のみなさんがどう評価するでしょうか。

行く末を見守っていきたいです。

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