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2018年8月25日 (土)

今後もフリーなポジションを維持します

当ブログは、FPである松本勝晴の個人ブログです。

FPとは、ここでは基本、ファイナンシャルプランナーの略です。

具体的には、顧客の家計部門の収支を確認し、将来の金銭的リスクをレクチャーし、リスク回避のアドバイスを行い、場合によっては実際に金融商品を販売するなど手当てをして、生涯なるべく金銭面での不安が少なくなることのお手伝いをする仕事です。

現在は通信制大学生としての学業を重視しており、一切の新規顧客の引き受けを停止しています。

また、実際にはビジネスモデルの見直しも必要な状況です。

つまり、意識的に、いわゆるFPビジネスから距離を置いているのが、正直な現状です。

そんな期間が長くなってきて、FPに関してもっといろんな意味があってもいいのではないかと思うようになってきました。

FPは、私の認識ではまず、最初に述べた通り、

ファイナンシャル
プランナー

です。

アルファベットに分解しますと、まずFに関しては

フリー(free)
フリーダム(freedom)
フリーランス(free lance)
フェイス(faith)
フェイスフル(faithful)

があり、Pに関しては

ピープル(people)
パーソン(person)
ポジション(position)
ポリシー(policy)
フィロソフィー(philosophy)
パーフェクト(perfect)

などがあります。

ちなみに辞書を調べたら、もっともっとあります。選び出すと無駄に時間を取るのでやめますが。

上記の範囲で思いつくだけでも、

フリーなパーソンとして
フェイスフルなポリシーにのっとり
フィナンシャルのフィロソフィーを発信する

みたいなものを、FPに込めてもいいのかもしれない、と思っています。

私自身、FPという職業を目指した当初には、

「FP業は、コンサルティングをもとにして、その後の金融商品販売まで一括サービスができるべき」

というようなことを言われたものです。アメリカではFPビジネスは成功しており、いずれは日本もそうなる、と期待されていたのです。

ところが、実際にはお客様も金融業界もそんなことを望んでない、ってことをうっすら感じます。

優秀なお客様ならば、FPからはレクチャーだけ受けて、あとは自分で割安な保険とインデックス投信を買ってきます。

金融業界側では、そもそも金融商品の代金は、販売手数料が含まれており、それが相談料を含んでいる立て付けだから、「営業員」がさらに追加で相談料を取るのは本来おかしい、という理屈です。

もっといえば、金融業界側は、コンサルティングなど、下手すると金融商品販売額に影響することはあまり深く考えずに、ノルマを確実に突破できる「営業員」を期待します。コンプライアンスの範囲で売ってくる「営業員」のほうが偉いのです。

そして、ノルマの達成と販売手数料が欲しいがために、一部の心ない「営業員」が無理な営業を行い、トラブルを引き起こしてしまい、トラブルがあってはならぬと、コンプライアンス規制が一層強化されるなんてことも起こります。

顧客と向き合い、金融機関との手続きもしっかり行う。そのための書類はどんどん増えていく。よほど優秀な人でない限り、破たんなくFP事業を続けるのは無理でしょう。

本当に初期にFP業を始めて、先行者利益を獲得できたレジェンド級の人ならば、続けられるかもしれません。

ですが、現実的に世間でもてはやされているのは、FPに関してはあくまで講師業、執筆業、投資助言業の人たちです。

金融商品販売に関しては相変わらず「営業員」が頑張ってますが、実際にはネットを窓口としたセルフ化がトレンドでしょう。

むしろ、現在、FPよりも影響力が強いのは、匿名で情報発信する、市井の人たちかもしれません。現在の金融政策、特にイデコやつみたてNISAの実施に関しては、明らかにインデックスブロガーと呼ばれる人たちが影響を与えています。

そんな時世に、ライフプラン、金融資産運用、不動産、各種税制、社会保障などなど、あらゆる方面にまんべんなく知識があるだけのFPは、どのような立ち位置であるべきなのか?

コンプリヘンシブ・ファイナンシャルプランニングは、本当に優秀な方にまかせて、自分の得意な範囲を絞って仕事をしていくしかないのでしょう。

その、絞った結果、それはファイナンシャルプランナーではない、と言われたときには、こう言うことにします。

自由業(フリーランス・プロフェッション)なので、と。

※最後に改めて調べたら、freelance professionが見つかってちょっとびっくりしました。フリー・ポジション・ワーカーみたいなものも想定してました。

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