身をもってタバコの害を訴えた小学校の担任教師の思い出
Twitterにて、下記のタバコに関する動画が流れてきました。
Buat yang masih cuba mengiyakan perihal rokok..
— Isu-Isu Semasa (@HomoPoliticoos) 2018年12月27日
30 kotak cukup membuatkan saluran anda tersumbat dengan... pic.twitter.com/QVsX2a9hVx
この、タバコの害というのは、このように実際に見せられると本当にインパクトがあります。これを見ても、タバコを吸うのが精神安定になるからやめない、というのであれば、もう仕方ないな、という話です。
私が喫煙習慣をもたずに済んだのには、自分の元々の健康の問題や、さまざまな周りの影響があります。
まず、私は、小学生の頃に気管支系の病気をしました。気管支喘息というやつです。なので、自分で好き好んで煙を吸い込む習慣を持とうとは思えませんでした。
次に、喫煙者だった父親が、新居を買い、引っ越した数ヵ月後から、それまで楽しんでいた喫煙をやめました。やめた当時はあまり深く考えませんでしたが、タバコ代を少しでもローン返済に回すためだとか、せっかく買った住宅をタバコの不始末で火事にして失いたくない、みたいな理由をのちにそれとなく聞かされました。
また、事故ですが、親戚のタバコの火が手の甲に落ちて火傷したのも嫌な思い出です。
そして、小学校のとき、当時の担当の先生に見せられた、タバコに関するパフォーマンスについて、タイムラインの動画を見たときにふと思い出したのでした。
小学校6年生ですから、かれこれ40年前になります。当時はまだ先生が教室で喫煙してもお咎めなかった時代でした。さすがに授業をしながらの喫煙はありませんが、休憩時間や、昼食時間などには普通にタバコをふかしていました。
当然ですが、生徒には禁煙を勧めます。しかし、私たちの世代では、男性は9割は喫煙していたのですから、実際には口で言っただけでは説得力がないわけです。
ある日、いつもの通り、昼食時にその先生がタバコを吸っていました。おもむろにティッシュを取り出し、口を塞ぐようにつけて、そこに自分の息を吹きかけました。そのあと、ティッシュを生徒に見せました。
口を当てたティッシュの部分は真っ黒でした。
タバコの煙によりそれほどに黒くなるのかと、すごいインパクトを感じた瞬間でした。
先生は自身のことは棚に上げて、「こんなだからタバコなんて覚えるな」という話をしました。
私が喫煙を趣味に選ばなかった原因は上記のようにいろいろあるのですが、やはり、このときの小学校の担任先生のパフォーマンスにも、影響を受けたのではないかと思います。
なお、そのときの先生はお酒も大好きでした。昭和世代ですから、毎日飲むのは当たり前のような状況です。
タバコと酒を毎日続けては、体へのダメージがすごいことは、現代では医学的に正しいとされてます。
実は、たまたま行きつけのスナックのママがその同じ先生をよく知る間柄だったのですが、50代前半で亡くなったことをママから知らされました。ガンだったそうです。
思い返すと、タバコなんて覚えるな、酒も控えろ、と、その先生の身体を張ったメッセージなのかな、と思えてなりません。
スポーツ指導に熱心な先生でした。昭和の時代らしく、現代ならパワハラで体罰ばかりの先生という評価になるかもしれませんが、今となってはいい思い出です。
もうすぐその先生が亡くなった年齢を越えそうです。私は、まだやりたいことがあるので、もうすこし長生きしたいと思います。
※上記記事は、松本がTwitterでつぶやいたものを元に再構成したものです。
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