アセットアロケーションを続けるのにブログネタはいらない
そういえば、しばらくの間、当ブログで投資に関するネタを投稿していませんでした。
2018年末現在の、私の各アセット比率です(画像)。年末の権利確定後に日本株で損切りをしたため(2019年分の損失計上)現金&国内債券の比率が30%を越えました。リーマンショック直前のそれは5%程度でしたから、リスクをかなり下げた状態です。ただ、その分国内株式の比率が下がりすぎました。 pic.twitter.com/H0kptP0haB
— 松本 勝晴 (@k_matsumoto) 2018年12月31日
実は、Twitterでは年に1回、アセットアロケーションの現状報告をするなどしてました。
改めて、私が現在、自己資金においてどのような金融資産運用を行っているか、解説します。
基本は、アセットアロケーションです。国際分散投資です。
つまり、預貯金、国内債券、国内株式、海外債券、海外株式、REITその他に資金を適度に分散しつつ運用するというものです。
私の場合、アセットごとの比率はかなり適当です。おおざっぱに15~20%づつに分けてる感じですが、売買を最小限にすることも重要ですので、現状追認で大きくバランスを崩さなければOK、くらいの気持ちでいます。
ただ、上記の年末の段階での報告から比べると、2月上旬の段階で預貯金の割合を減らして、国内株式を増やしてます。
各アセットごとに買っているものは、次の通りです。
・預貯金 銀行普通預金、証券会社預け金、MRF
・国内債券 個人向け国債変動10年
・国内株式 高配当株、株主優待株、その他による多銘柄分散投資、およびつみたてNISA
・海外債券 東証上場ETF、外貨MMF、外債
・海外株式 東証上場ETF、オープン型投資信託
・REITその他 東証上場ETFほか
以上のような感じでアセットアロケーションを行っています。
基本的には、どのアセットにおいても、個別銘柄選択のカギは配当利回りになります。
配当なり、分配なりで戻ってきたお金を、さらに自分で改めて投資することで、複利を利かせています。
特に、国内株式については以下にさらに詳しく書きます。
国内株式に関しては、コア戦略は高配当株を決算月別に購入し、必ず毎月配当金が受け取れるようにしています。
サテライト戦略として、株主優待付きの株式を買ったり、久しぶりに自身の相場観を試そうと成長期待株投資を少額だけしてみています。
桐谷さんを少しだけ見習って、優待銘柄買うようになりました。
— 松本 勝晴 (@k_matsumoto) 2018年11月13日
行動範囲内で利用可能な、牛丼、ハンバーガー。
映画の優待は12月以降利用可能。
将来の野球観戦(要長期保有)、テーマパーク入場券。
あと、お米や、カレンダーを少々。
自分の生活に合わせて、使える優待を選んでます。
株主優待だけで生活するというテレビ受けするような(ノン?)フィクションには乗りませんが、たしかに自分が楽しめる範囲で株主優待を活用するのはありだな、と改めて思いました。
以上のような運用を、週1回程度見直してます。特に国内株式に関しては、毎週、配当利回りが下がった銘柄を売り、配当利回りが高い銘柄を買う、というのを繰り返してます。
国内株式以外のアセットは、大きく比率が動いたもののみ、散発的に売買します。
という具合のシンプルなルールで、淡々と自分の好きな銘柄を選んでやってますので、あえてブログに細かく書くほどのことはないかなとも思ってます。
もちろん、もっと株式売買にのめりこみ、やれ株主優待を使いにいってきましたとか、株主総会に行ってきましたとか、時事報道と組み合わせてあの上場会社の株価はどうなるのだろうか、みたいなことを、アンテナ感度よろしくブログのネタにしていくのもよいかと思いますし、将来はそんなこともやるかもしれません。
ですが、アセットアロケーション運用でやると腹を据え、多くても週1回程度の売買で、調査する情報も配当利回り程度に絞っているおかげで、学業など他のことを考える時間もできるというものです。
当面は、少なくとも学業において卒業のめどが立つまでは、それほど手間のかからない運用で続けようと思います。
もっとも、アセットアロケーション運用なのに毎週何かしら売買するのは多すぎる、というツッコミも受けそうです。
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