令和になってからまだ株価が上昇してないのでその感想を書いてみる
気が付けば、元号が令和になって以降。株価上昇の日が1日もありません。
日経平均5日続落、令和後の下げ900円 米中摩擦懸念 https://t.co/CeNkG9265r
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2019年5月10日
米中貿易摩擦によるとばっちりをまともに食らっている印象です。
短期でどれほど株価が乱高下しようが、半年後、1年後を見据えたアセットアロケーション運用を基本としておけば問題ありません。
— 松本 勝晴 (@k_matsumoto) 2019年5月10日
ITバブル崩壊、リーマンショックを経験した身としての実感。
(なお、平成バブル崩壊時はまだ積立スタートしたばかりでほぼ影響なしでした。)
ある程度、資産運用に慣れた人であれば、時間分散、地域分散、通貨分散、銘柄分散などなど、ポートフォリオ理論による運用なり、アセットアロケーションなりを行えば、ある程度のインデックス指数への連動は仕方ないことであり、短期ベースでの資産増減はしかたない、というのがわかるはずです。
もっとも、その心境にたどり着くまでが大変なのですが。
そもそも、資産運用の目的から違うケースがあります。安定的に増えていけばOKなのか。それとも一気に増やしたいのか。
いくらまで増やしたいのかの目標があるのか、ないのか。
時間軸はどうか。
そして、現段階ではどれくらい蓄えられているのか、どうか。
一気に、短期間で増やしたいという場合は、リスクを大きめに取る必要があります。すなわち、単独銘柄に集中投資し、なるべく多くの金額をつぎ込む必要があります。できるかぎり値動きの大きくなりそうな銘柄をあらかじめ探す必要もあります。
一方、多少の時間がかかってもよく、現段階でけっこう資産がある場合は、リスクを下げられます。すなわち、複数銘柄、できれば20銘柄以上に分散し、ほぼ等分に資金を分けていけばよいのです。
資産運用を始めるにあたって、自分がどれくらい、自分の運用に責任を持てるのか、その覚悟も重要です。もちろん、自分のお金は自分で守るべきなのですから、他人の判断に盲目的に頼るなどもってのほかです。
自分のお金は、いつでも、自分の判断で動かす。銀行から引き出すにしても、株式や金融商品を一時的に買うにしても、それらはすべて気分で決めるべきです。乗るも逃げるもすべて自己責任です。
ただ、さすがにこのままでは令和に入って株価は下がり続けた、みたいなネタになってしまうので、1日でも早く、株価が上昇する日が来ることを願います。
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