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2019年7月24日 (水)

参議院選挙を終えて、山本太郎氏の躍進がとても心配になりました

7月21日の参議院選挙の投開票から、もうだいぶ経ってしまいました。

いろいろと複雑な思いが沸き起こる結果でした。特に、山本太郎氏が率いるれいわ新選組が行った選挙戦術については、嫌悪感さえいだきます。

参院選スタート当時は、こんなことを考えてました。

ひとつずつ結果を検証しますと、自民党は現状の党勢において1回の参院選で55議席前後を獲得できるのが平常運転ということのようです。6年前が勝ちすぎ。3年前と比較すればそのときよりも議席を獲得しており、まあまあの結果だったということでしょう。公明党も前回と変わらぬ安定した結果を出しました。ただし、与党のみで改憲するのはもう無理のようです。維新のように改憲に関して積極的な党を入れてもまだ足りない。そこで、他の野党の協力も必要になる。カギになりそうなのは国民民主党のような気がしますが、党首の玉木氏がこの点でリーダーシップを発揮できるのか見ものです。

政党要件の件ですが、社民党はなんと、比例区で得票率2%を超えました。獲得議席は1議席でしたが、得票率により政党要件を満たすとのことです。ああ、そうですか。

得票率2%を超えれば政党要件を満たす、とのことで、今回はさらにれいわ新選組とNHKから国民を守る党が、政党要件を満たすことになったようです。

これ、得票率による政党要件、もっと厳しくしてもいいのではないですかね? 結果を見てそう思いました。

ただ、れいわ、N国党の大躍進を見て、安楽死制度を考える会(旧支持政党なし)とか、なんなら幸福実現党など、もっとやりようというか、選挙戦術を真剣に考えればどうにかなるのではないか、という気もしてきました。

ところで、れいわ新選組の件ですが、山本太郎氏は自身も参議院選比例区で出馬しましたが、100万票近く獲得したのに落選しました。
今回の参議院選挙より、特定枠という、優先的に当選する制度ができたため、比例区で2議席を獲得したれいわは、その特定枠で出馬した障害者2名が国会議員になることになりました。

どのような人なのか念のためれいわのHPの動画を見ましたが、おひとりは自分で電動車いすを運転できて、ちゃんと会話によるコミュニケーションが取れる人であり、こちらの人は国会議員として任務は問題なさそうです。しかし、もう1人のかたは病気がALSであり、自分で移動できないうえ、コミュニケーションはコンピュータ利用の方でした。

このような難病の人を国会議員として本当に選ぶ必要があったのでしょうか? とても疑問です。

しかも山本氏本人は、国会議員としての仕事はしなくても、今後は政党要件を満たした党の党首として、おそらく自身の政策をいくらでも語る機会を得られることでしょう。そして次回の衆議院選挙までに、もっと支持が広がる可能性があります。

もし、事前の票読みを正確にしており、そのために誰を特定枠に入れるべきか、そして自分が当選か落選かそのぎりぎり(おそらく落選を見込んで)この選挙を戦い、落選後の自身の役割なども考えた上で、特定枠に障害者を利用したのであれば、私は軽蔑します。

このような使われ方をする特定枠は即廃止するべきでしょう。

山本太郎氏は俳優、タレントとして実績があった人ですが、2011年の原発事故以降、自身の原発に対するトラウマから活動家のような振る舞いに変わってしまいました。そして6年前に参議院に初当選した後、国会議員としての振る舞いや党を運営拡大する方法を、おそらく小沢一郎さんから学んだのでしょう。

私は政治家山本太郎氏は今後も不支持ですが、今後この人がどれほどの力を持つことになるのかは注目していかざる得ない状況とも感じます。願わくば、あまり大きな力はもってほしくない人物に思えます。

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