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2020年7月24日 (金)

東京オリパラ開催についての世論を読む

本来なら、東京オリンピックの開会式でした。

まさか、世界的な新型コロナウイルスによる感染症の大流行が起こって、人が集まるイベントがことごとくできなくなるような事態になるとは、本当に思ってもいませんでした。

ただ、IOCも東京オリンピック運営委員会も、どちらもなんとか開催したい、開催できるよう努力している最中です。

特にIOC側の危機感のほうが強いのではないかと想像します。東京五輪が中止になったら、翌年の北京冬季五輪、そしてそれ以降の五輪がすべて中止、イベントそのものが消滅し、IOCが崩壊する、というシナリオまで想定しているのではないかと思います。

実際のところ、開催するにはどのような状態が理想的なんでしょうか。

そもそも、各種世論調査では、延期された1年後であっても、開催できるのか懐疑的な結果が示されてます。

スポーツ報知のWebを活用したアンケートでは、中止すべき、という意見が突出しています。さすがネット上でのアンケートです。

これだけでは不安なので、やはり普通の世論調査も調べるべきでしょう。

NHKの世論調査は、固定電話、携帯電話へ調査をかける一般的な世論調査です。ここで、来年7月の開催についての問いがあります。

◇「さらに延期すべき」が35%、
◇「中止すべき」が31%、
◇「開催すべき」が26%でした。

だそうで、記事本文では7月開催は無理だろう、と考えている人が66%いるとして、これが見出しになってます。

ですが、ネット上でも指摘する人がいましたが、さらに延期すべきと開催すべきを足し算すれば、61%もの人が開催に期待している、と読み取ることもできます。

朝日新聞の世論調査も、一般的な電話による世論調査です。朝日新聞の問いは、「東京オリ・パラをどのようにするのがよいと思いますか」でした。

 来年の夏に開催する 33
 再び延期する 32
 中止する 29
 その他・答えない 6

意見は三つ巴の印象ですが、開催するにことに関しては65%が肯定的。そして、来年夏の開催は無理だろうと思う人も61%いる、というふうに考えることができそうです。

以上、特にNHKと朝日新聞の世論調査の結果が、問い自体は微妙に違いますが、その回答は似た傾向を示していて、まとめれば「東京五輪は開催されてほしいけど、来年7月開催は無理ではなかろうか」というあたりに落ち着くのではないか、と考えます。

これを、「東京五輪の来年7月の開催は無理だから、いっそのこと中止してしまえ」と判断する人もいそうですけど。

私自身は、4年に1回のスポーツのイベントは、小学生のころから非常に楽しみにしていました。途中から夏季大会と冬季大会の開催年をずらしたことにより、五輪は2年おきに行われるイベントになりましたけど、そのイベントが、しかも国内で開催されるというのはやはり楽しみです。

なので、あらゆる困難を乗り越えて、どんな手を尽くしても開催してほしい、と思っています。

ここで終われば私の論としてはすっきりしたものですが、一方では、新型コロナウイルスによる世界的な流行が収まらないことには、東京五輪だけに限らず、スポーツその他の国際的なイベントは開けないだろうな、とも思ってます。

どこかの国で流行が残っていたら、その国の人々の大会参加や観戦を拒否できるのか? 拒否すべきなのか? 拒否が許されるのか?

全世界の人々が、それぞれベストを尽くせる状態でないときに行われる大会に、その価値はあるのか。

本当に難しい問題になってしまったと思います。賛成、反対、どっちかに決めなきゃいけないんですかね?

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