« 英検サイトが英語多読教材として意外とよいと思えた理由 | トップページ | 日経平均がついに3万円台に »

2021年2月12日 (金)

オリンピックをやめる理由を求めて着々と中止へと向かい始めているかもしれない

東京五輪組織委員会の森喜朗会長が,自身の発言の責任を取って辞任することになりました。

その発言の内容は,「女性が多い会議は長い」というような内容でした。これを女性蔑視であるとマスコミが騒ぎ,その報道が海外まで飛び火し,大問題になってしまいました。

とても残念です。森喜朗さん,お疲れ様でした。

それにしても,発言が報道されて以降の,バッシングはとてもひどいものでした。が,そこまでバッシングするほどのひどい発言だったのでしょうか?

実際の発言要旨が,各報道で何パターンか公開されていますが,残念なことに多少ニュアンスが異なる部分があり,どれを引用しても確実ではありません。

森氏が言ったとされる,「女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困る」という発言は,名前を明かさない他の方の発言の引用であることが明確な記事もあります。

たしかに,女性が増えると会議が長くなるから困る,みたいに縮められれば,女性という主語がでかいひと括りでレッテル張りをしており,よろしくないということになるでしょう。しかし,報道がなされるまでは,その発言の全体を聞いていた人から,特に何もとがめられていなかったことから,現場でこの発言が女性蔑視であると判断できた人はいなかったはずです。

そのような些細な発言を,ことさら問題化してしまったことが,今回の事件の最大の不幸でした。

さて,森氏が会長を辞任し,すぐに後継者が決まるはずでしたが,残念なことに,事前に漏れた後継者の選定過程が不透明であること,森氏よりも高齢であったことなどの理由により,他の人のほうがよいという圧力が高まり,白紙になりました。

IOC総会などの日程も迫っている,着々と時間が過ぎて決めねばならないことがいっぱいあるのに,改めて会長を決めねばならないというのは,これはかなりまずい状況なのではないでしょうか?

どんなことをしてでも,アイディアを尽くして五輪を成功させるつもりでいた,森氏の辞任により,そのような強い意志を引き継ぐ次期会長が現れなければ,徐々に,東京五輪中止やむなし,という雰囲気が作られて行ってしまうかもしれません。

私としては,東京五輪をやらないことを決めた後の後悔がすごく大きくなり,その影響はスポーツ界に深い傷が残るので,ここまで引っ張ったのなら開催してほしいと思います。中止が決まったら決まったで,手のひらを返して開催すればよかった,という意見が出るのも想像できます。

幸いにも,緊急事態宣言が継続され,新型コロナワクチンの新規患者数の減少が進み,来週からはいよいよ日本国内でもワクチン接種が始まります。そこが,五輪開催に向けた明るい材料です。

« 英検サイトが英語多読教材として意外とよいと思えた理由 | トップページ | 日経平均がついに3万円台に »

スポーツ」カテゴリの記事

ニュース」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

旬な書籍など

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。