« オリンピックをやめる理由を求めて着々と中止へと向かい始めているかもしれない | トップページ | 動画メディア,音声メディアについて思うこと »

2021年2月18日 (木)

日経平均がついに3万円台に

日経平均株価が,ついに3万円台に突入しています。

日経プロフィルがあるので,そちらを見ながら,自分は当時何を考えていたのか,何をしていたのか,など,いろいろ考える,思い返すのは面白いですね。

日経平均株価が最も高かったのは,1989年の大納会でした。翌年,1990年大発会がマイナススタートで,以来,38915円という株価は燦然と史上最高値の座を守っているわけです。

アメリカなど他国の株価指数で,30年以上前から存在して,30年前の数値を上回れていない指数って,日本以外にあるでしょうか?

もっとも,2000年ごろのITバブル前後に,日経平均採用銘柄の大幅変更が行われて,単純に1990年当時と現在の日経平均は比較できないという議論もあったりします。当然,指数採用銘柄の変更は少しずつ行われるべきだったと思います。

また,日経平均は,指数として,特定の銘柄の値動きの影響が大きすぎるという欠点も指摘されます。

そういった難点も含めて,長らく続けている,知られている,という理由で,日経平均は使われているのでしょう。

さて,テクニカル分析は占いの一種だとは思いますが,今後の値動きのシミュレーションには便利です。

1988年~1990年の値動きを詳しく調べると,けっこうおもしろいことがわかります。

30000円に初めて到達したのが,1988年の年末であること。そして,1989年は1年を通じて株価が3万円台であり,10月まで30000円~35000円台で推移したのが,残りの2か月で一気に35000円から38915円まで急伸したこと。

そして翌年,1990年大発会から下落が始まり,3月22日までに3万円を割っていること。つまり3か月以内で9000円も株価が下がる大暴落だったこと。

その後,一度はリバウンドし,6月8日のザラ場高値33344円まで付けたものの,その後再び下落し,8月3日に終値で30000円を再び割り込んだこと。

以来,2021年2月の今週まで,日経平均3万円に到達することはなかったわけです。

では,今後,どのようになるのでしょうか。

もしまだ強気相場が続くのなら,次の節目は,1990年6月高値の33344円というのが,カギになる株価ではないかと感じます。

また,2020年3月19日ザラ場安値が16358円でしたが,この2倍の株価が,32716円です。この株価に3月19日までに届いてしまうと,日経平均は1年以内に2倍を達成することになり,これは明らかにバブル的な値動きです。

なので,まずは32716円,次に33344円あたりが,注目すべき株価になると思います。

次に,突如何かのきっかけで弱気相場になった場合は,まず,3万円を割った後にどこがめどになるかと言えば,1月下旬に一瞬割り込んだ27000円台,次に昨年2020年の8月~10月に天井っぽく見えた23000円台のところに注意すべきでしょう。

以上のように,株価の先行きはどうとでも解釈できるので,どのような状況になっても慌てることのないよう,分散投資やリスク許容範囲内の投資を心がけるほうが身のためなのかと思います。

« オリンピックをやめる理由を求めて着々と中止へと向かい始めているかもしれない | トップページ | 動画メディア,音声メディアについて思うこと »

ニュース」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

FPよもやま話:金融資産運用」カテゴリの記事

旬な書籍など

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。