侮辱罪厳罰化スタート
2022年7月7日より、侮辱罪が厳罰化されました。
侮辱罪なぜ厳罰化? ネット中傷対策に、法定刑引き上げhttps://t.co/rzDioxH8Zv
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 6, 2022
インターネット上、特にSNSにおいて、悪質な中傷、非難罵倒が行われ、それをぶつけられた人が自殺に追い込まれるなどの事件がありました。それらを抑止する効果があると思われます。
問題は、どのような内容が侮辱罪に当たるのか、ということでしょう。通常の批判批評まで取り締まられる懸念もありますが、実際の運用はそこまで厳しくないのではないかと思います。
法務省の侮辱罪に関するQ&Aを見る限りでは、これは確かにダメだろうという事例から、場合によっては批判批評の範囲内とも受け取れるぎりぎりの事例まで、さまざまな実例が出ています。
法務省:侮辱罪の法定刑の引上げ Q&A
「Q8 どのような場合に侮辱罪が成立するのかがあいまいではないですか。」の回答中のPDFリンクは必見です。
インターネット、特にSNSに関しては、簡単に意見を書けてしまう、そして場合によっては簡単に相手に届いてしまいます。
届いた相手がどのように感じるのかによって、逮捕され、懲役刑となるかもしれないというのは、覚えておいたほうがよいのでしょう。
基本的には、他の人に対して、面と向かって言えないことはSNSにも残さないとか、ありとあらゆる外見に関する感想なども極力残さない、できる限りスルーする、といったことが対策になると思います。
もちろん、正当な批判批評はかまわないのですが、批判批評と誹謗中傷が区別できない人が多いのが現実ですしね。
もっとたくさん本などを読んで、批判批評と、誹謗中傷非難罵倒の違いを研究しておいたほうがよいのでしょう。
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